2009年11月23日

ユニクロの早朝セールの企画と結果を知り、柳井正社長以下ファーストリテイリング&ユニクロのスタッフさんに感心するの巻

ファーストリテイリングが、「創業60周年キャンペーン」なる販促キャンペーンを始めました。
初日の一昨日は、全国のユニクロ店で、第一号店の開店時と同様、早朝セールが実施されました。
先着100名のお客さまには早朝来店の謝意として朝食(あんぱん+牛乳)が、先着200名のお客さまには定価から900円引きの600円で今や高機能保温服の代名詞となったヒートテックが、それぞれふるまわれました。
各店とも夜明け前から多くのお客さまが訪れ、数千円から数万円に上る戦利品(笑)を抱えてお帰りになりました。

私たちのたんすの中は、ギューギューです。(笑)
私たちにとって、服は不要不急品です。
にもかかわらず、なぜ、多くのお客さまが、連休初日の秋の夜明けからユニクロ店に行列し、服をたくさん買い求めたのでしょうか。
最大の理由は、「『完遂可能な努力をすれば、自分の欲する勲章が得られる』と確信できたから」、だと思います。  続きを読む

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2009年11月19日

「起業の条件」(著/折口雅博さん)を読むの巻

私は、過日300億円を超える負債を抱えて自己破産なさったグッドウィル(※現ラディアホールディングス)折口雅博さんの処女書籍「起業の条件」を読みました。

本書は、2005年に上梓された「プロ経営者の条件」と内容が一部重複するものの、折口さんがジュリアナ東京で舐めた辛酸をグッドウィルの株式店頭公開で晴らす直前に書いたためでしょう、経営の要諦が余すところなく且つ鬼気迫る勢いで綴られていました。
経営の要諦を会得するのは非常に難しく、達成している経営者は殆ど居ません。
私は、折口さんが30代半ばにして経営の要諦をかくも十二分に会得なさったことに感服すると共に、グッドウィルが設立後瞬く間に「大きくなった」のを必然の帰結と解釈しました。
同時に、私は、要諦を余すところなく会得してもなお自己破産の憂き目に遭う「経営を続ける難しさ」を思い知りました。
ついては、その理由を述べたいと思います。  続きを読む

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2009年11月15日

「益川流『のりしろ』思考」(著/益川敏英さん)を読み、人や企業を悪くする真因が傲慢であるのを再認識するの巻

私は、これまで多くの人と企業からご縁を授かりました。
そこで感じるのは、「人や企業を真に良くするor悪くするのは外部要因ではなく内部要因であり、悪くする最大の内部要因は傲慢である」、ということです。

傲慢とは、自分を常に是と考え、自分と異なる人や考えを非合理的に退けたり、自分に都合良く歪曲受容する思考&行動習性です。
傲慢が人や企業を悪くするのは、成功の最大のエンジンである成長を阻害する(=成長機会を逸失する)ばかりか、現状を蝕むからです。

過日、私は、この考えが的外れでなかった(笑)のを知り、安堵と喜びを感じました。
昨年ノーベル物理学賞を受賞なさった益川敏英さんが、著著の中で以下おっしゃっていたからです。  続きを読む

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2009年11月09日

三年ぶりに胃カメラを飲むの巻

8e15ddff.JPGここ数ヶ月、私は、急性胃炎を頻繁に発症させていました。
発症するのは決まって夕食を摂ってから三、四時間後の夜中で、かつ、辛い痛みが数時間続くため、翌日の行動に支障が出て困っていました。
そこで、今朝、三年ぶりに胃カメラを飲み、医師の診断を仰いできました。  続きを読む

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2009年10月23日

東京工業大学MOT特別セミナー「MOTとサービスイノベーション」に参加じ、小松製作所の坂根正弘会長の講演を拝聴するの巻

過日、私は、東京工業大学MOT特別セミナー「MOTとサービスイノベーション」に参加じ、小松製作所(コマツ/KOMATSU)の坂根正弘会長の講演「IT活用による新たな顧客価値創出〜製造業のサービス化」を拝聴しました。
内容の多くは、坂根さんが社長として2001年から2007年の間に断行なさった経営構造改革に関するもので、気づかされることが多々ありました。

とりわけ気づかされたのは、以下の五事項です。
(気づきをくださった坂根さんのお話は、末に付しておきます。)  続きを読む

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2009年10月21日

43才のバースデーケーキを妻にふるまってもらうの巻

8060e1c9.JPG私は43才になりました。
妻がバースデーケーキをふるまってくれました。
数字のローソクには驚きましたが、不意打ち(笑)も手伝い、とても嬉しく思いました。
また、人に喜ばせてもらえることは本当にあり難いことだと思いました。  続きを読む

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2009年10月13日

高中正義さんのライブ「2009 "夏道" SUPER LIVE(於:日比谷屋外音楽堂)」に不入斗さんと行くの巻

178f9c9a.jpg私は、中学の時、渡辺香津美さんのプレーにノックアウトされ、エレキギターを始めました
当時、渡辺さんは、「フュージョンギタリスト(→死語・笑)」と称されていました。
なので、私は、渡辺さんに加え、他のフュージョンギタリストのプレーもよく聴きました。

その一人は、高中正義さんです。
私が初めて高中さんを知ったのは、NHKのFMでした。
エアチェック(→死語・笑)に励んでところ、たまたま「BLUE LAGOON」を耳にしたのが運のつきでした。(笑)



高中さんが創る音楽は、しばしば「高中サウンド」と称されます。
「高中サウンド」は、ひと言で言うと、「思わず口ずさみたくなる極上のトロピカルサウンド」です。
耳馴染みの良いメロディーと凄艶な音色を基調とした、競合優位のカタマリとも言うべき音楽です。
一旦「高中サウンドが聴きたい!」と思ってしまったが最後、他のミュージシャンの音楽では代替できません。(笑)

かくいう私は、三十年の長きに渡り、「高中サウンド」を実体験する機会に恵まれませんでした。
単にタイミングの問題だけだったのですが、この問題は昨日不入斗(いりやまず)さんのご支援で解決されました。
私は、昨日、高中さんのライブ「2009 "夏道" SUPER LIVE(於:日比谷屋外音楽堂)」に不入斗さんと行って参りました。  続きを読む

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2009年10月05日

「デジタル一眼レフでブログが変わる!」ブロガーミーティングへ参加し、デジイチの何が世の多くの人を引きつけているのかを体で理解するの巻

ba2ef77b.JPG私は、デジカメを使うようになってから、かれこれ10年近くなります。
その間手にしたデジカメは四台ですが、いずれもコンデジ(=コンパクトデジタルカメラ)で、デジイチ(一眼レフのデジタルカメラ)はありません。

なぜでしょう。
ひと言で言うと、私にとっての写真撮影は「視覚の記録」だからです。

たしかに、デジイチで撮影すると、高画質写真が授かれます。
けれど、それは、私のニーズを満たすものではありません。
しかも、デジイチで高画質写真を授かるには、コンデジよりも多くのコストが求められます。(例:機器購入コスト、操作習熟コスト、携行コスト)
写真撮影を「視覚の記録」と考える私にとって、デジイチに引きつけられる合理的な理由はありません。

ただ、ご存知の通り、昨今デジイチが流行っています。
デジイチを首にぶらさげている女性も珍しくありません。

そこで、マーケティングライフをこよなく愛する私は(笑)、デジイチの何が世の多くの人を引きつけているのかを体で理解するべく、過日、ペンタックスAMN(アジャイルメディア・ネットワーク)の共催による「デジタル一眼レフでブログが変わる!」と銘打たれたブロガーミーティングへ参加し、PENTAX/K-xなるデジイチを初体験してきました。
私の結論は、「デジイチが人を引きつける最たるは、撮影プロセスの楽しさである」ということです。  続きを読む

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2009年10月02日

新型レッツノートの「タッチ&トライ」イベントへ訪れて、新型への代替案が一時凍結になるの巻

2275bb1a.JPG「第17回脳の世紀シンポジウム(於:有楽町マリオン)」へ参加し、羽生善治さんのあり難いお話を頂戴した後のこと。
私は、有楽町駅前で手配りされていた新型レッツノート/Let'snoteの資料から、四駅先の品川駅の改札内で新型レッツノートのデモイベント「レッツノートタッチ&トライ」が本日から三日間催行されるのを知りました。

私は、2005年からレッツラー(=レッツノートの愛用者)です。(笑)
レッツノートは、持ち運びにとても便利です。
今使っている旧型のW2も、まだ重宝しています。
ただ、寄る年波には勝てず(笑)、パフォーマンスが相対的に低下してきました。
そこで、近々現行型(W8)又は新型(S8)に代替しようと思っていたところでした。

配布資料によると、新型レッツノートの一番のウリは、高性能CPUの搭載によるパフォーマンスの大幅向上です
しかも、この資料を持参してイベントへ訪れると、粗品が頂戴できます。(笑)
私は、山手線に乗車後、パナソニックにうまく誘導されている感を抱きつつも、意気込んで品川駅で途中下車し(笑)、イベントスペースへかけつました。  続きを読む

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2009年10月01日

「第17回脳の世紀シンポジウム」に参加し、羽生善治さんの基調講演を拝聴するの巻

昨日、私は、「第17回脳の世紀シンポジウム(主催:NPO法人脳の世紀推進会議)」に参加し、将棋棋士の羽生善治さんの基調講演を拝聴しました。
羽生さんは、王座戦18連覇(!)という前人未到の偉業を成し遂げてから一週間も経たない中、特段疲労を感じさせず、いつもの通りの淡々とした口調で(笑)、50分間もあり難いお話をしてくださいました。

私は、講演の内容に対してはもちろんですが、心底愛しかつ求道する将棋の普及へ向け殺人的スケジュールを厭わない羽生さんの生き様に対して感動しました。(感涙)
私は、この場を借りて羽生さんに謝意と敬意を表すと共に、拝聴した講演を文語編集の上掲載させていただきます。(敬礼)
参加できなかったあなたさまの参考になれば幸いです。  続きを読む

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2009年09月26日

「佐野元春のザ・ソングライターズ」を見て、矢野顕子さんの音楽が他の音楽家の音楽で代替できない理由を少しだけ知るの巻

私は、ラーメンが好きです。(笑)
「ラーメンたべたい!」と突然又は定期的に感じると、お気に入りのラーメン店へ駆け込みます。(笑)
その一番の理由は、ラーメンの味わいと食感が非常に独特かつ絶妙で、他のメニューで代替できないからです。
私は、ラーメンをすする度(笑)、ラーメンが持つメニューとしての競合優位の高さに感服してしまいます。(笑)

私は、「ラーメンたべたい(作詞・作曲/矢野顕子)」という曲も好きです。(笑)
「『ラーメンたべたい』が聴きたい!」と突然又は定期的に感じると、可能な限りすぐ身近なメディアで聴き始めます。(笑)
その一番の理由は、矢野さんが演じ歌うこの曲の旋律と詞が非常に独特かつ絶妙で、他の音楽家の曲で代替できないからです。
私は、「ラーメンたべたい」を聴く度、この曲が持つ音楽としての競合優位の高さに感服してしまいます。



「現代音楽は、過去の焼き直しだ」と言われて久しくなります。
そんな中、なぜ、「ラーメンたべたい」は、音楽としてかくも競合優位が高いのでしょうか。
また、なぜ、矢野さんは、かくも高い競合優位を持つ音楽を創ることができるのでしょうか。

私が初めて矢野さんのことを知ったのは、YMOの第一回ワールドツアーです。
当時、矢野さんは、キーボードのサポートメンバーとして参加し、同じキーボードの坂本龍一さんとは好対照に、ダンスしながらシンセサイザーを弾きまくっていました。
以来約30年の月日が経つものの、私は、矢野さんが自分の思考や行動を吐露しているメディアに遭遇できず、これらの問いの答えをつゆも知りませんでした。(汗)

でも、30年目にしてようやく(笑)、私は、答えらしきものを少しだけ知ることができました。
キッカケは、「佐野元春のザ・ソングライターズ」というテレビ番組です。
司会の佐野元春さんが、松本隆さんに続き、ゲストの矢野さんの思考と行動、そして、それらの本質とココロを引き出してくださいました。
私が少しだけ知った答らしきものの要約は、以下の通りです。  続きを読む

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2009年09月22日

昭和記念公園へサイクリングし、「世界で一つだけの花」を見るの巻

1670eef1.jpg私は、6月初頭に逗子を往復して以来、忙しさにかまけ、自転車で長距離を走っていませんでした。
そこで、先週の土曜、自宅から約50キロ離れた昭和記念公園へサイクリングしてきました。
行き先を昭和記念公園にしたのは、クタバらない程度に長距離であり、かつ、最寄と途上にいつか訪れてみたいと思っていたラーメン二郎八王子野猿街道店2太宰治文学サロンがあったからですが、正直なところ思いつきです。(笑)

動機はかくも非合理的でしたが、この久しぶりの長距離サイクリングは有意義でした。
というのも、冒頭の画像の通り、「世界で一つだけの花」を見ることができたからです。(笑)

もちろん、この花の種類は秋桜(コスモス)で、「世界で一つだけ」という表現は厳密には正しくありません。
それに、該当の真紅(?)のコスモスも、きっと何らかの品種でしょう。
でも、それはそれです。(笑)
この日、この時、私の視界に入った真紅のコスモスは、このコスモス畑の中で一つだけだったのですから。(笑)  続きを読む

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2009年09月18日

高橋道雄九段の講演会に参加し、大一番で勝利する普遍の真理を授かるの巻

fb44fc2c.JPG私が魅かれる人には、共通の特徴があります。
一つは、「私が持っていない知見又は能力を持っていること」。
もう一つは、「天国と地獄を共に体験していること」です。

両者の内、私がとりわけ魅かれるのは、後者を有する人です。
たとえば、私は、野球のイチローさんと将棋の羽生善治さんに異常なほど魅力を感じています。(笑)
もちろん、イチローさんと羽生さんは、前者もバリバリ有する人です。
でも、イチローさんが、オリックス在籍時に二軍生活を強いられていなかったら、そして、羽生さんが、獲得した七冠のほぼ全てを一旦奪取されていなかったら、私は、イチローさんと羽生さんにそこまで魅力を感じていないと思います。

なぜ、私は後者を有する人に魅かれるのでしょうか。
理由は色々考えられますが、最たるは、高確率で普遍の真理が授かれるから、だと自分では思っています。

なぜ、後者を有する人から、高確率で普遍の真理が授かれるのでしょうか。
これも理由は色々考えられますが、最たるは、達観した成功と失敗の内的理由(⇔外的理由)が些細な言動にも表出されるから、だと自分では思っています。

私は、先週の土曜日、将棋の高橋道雄九段の講演会(於:財団法人としま未来文化財団/千早地域文化創造館)に参加しました。
高橋さんの講話を拝聴したいと思った一番の理由は、恐縮ですが、高橋さんが後者を有しておられる人、即ち、天国と地獄を体験なさっている人だから、です。

高橋さんが体験なさった天国と地獄の概要は、文末に掲載した講話と「第50期将棋名人戦全記録」の抜粋を参照いただくとして、私は、高橋さんの講話と個別質問の回答から、様々な普遍の真理を授かりました。
その最たるは、大一番に勝利することに関するもので、具体的に言うと、「失敗できない大一番こそ、積極的にリスクを取ることが不可欠であり、それには、積極的にリスクを取ること以外の選択肢/退路を断つ思考&行動習性を確立することが有効である」、ということです。  続きを読む

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2009年09月11日

武沢信行社長のメールマガジン「がんばれ社長!今日のポイント」を読み、「てんびんの詩」から学んだ営業のイロハを再認識すると共に、ビジネスマンとしての原点に立ち返るの巻

誰にも、忘れられない映画や書籍があります。
そうしたコンテンツは、高確率でその人にとって教科書や原点思考になったりします。

かくいう私にも、忘れられない映画があります。
その一つは、「てんびんの詩(うた)」という映画です。

私が「てんびんの詩」を初めて見たのは、約20年前です。
当時、新卒で某自動車メーカーに入社したばかりの私は、系列販売会社へセールス出向するまでの二ヶ月間、「てんびんの詩」を見て落涙しながら、営業とビジネスマンのイロハを学びました。
「てんびんの詩」は、私にとって「営業の教科書」であり、ビジネスマンとしての原点です。

今日、私は、有限会社がんばれ社長の武沢信行社長が発行くださっているメールマガジン「がんばれ社長!今日のポイント」の2009年9月8日号を拝読し、深い感慨を覚えました。
というのも、武沢さんが「てんびんの詩」のストーリーを回想してくださったからです。
私は、「てんびんの詩」を回想すると共に、「てんびんの詩」から学んだ「営業のイロハ」を再認識しました。  続きを読む

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2009年09月01日

「佐野元春のザ・ソングライターズ」を見て、松本隆さんの詞が時代を問わず多くの人の心をひきつける理由がわかった気がしたの巻

昨日、私は、録り貯めておいた作詞家松本隆さんのインタビュー番組(「佐野元春のザ・ソングライターズ」)を見ました。
松本さんは、70年代から今日まで、数え切れないほど多くのミュージシャンに詞を提供し、数え切れないほど多くのヒットを作ってきました。
私は、数ヶ月前に見た「情熱大陸」と相まって、松本さんの詞が時代を問わず多くの人の心をひきつける理由がわかった気がしました。  続きを読む

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2009年08月30日

「ゆれる」(監督:西川美和さん/主演:オダギリジョーさん)のDVDを観るの巻

人の気持ちは、潜在意識下で絶えず対極的に“ゆれる”。
たとえば、愛情の対極は嫉妬だ。
人は、他者に愛情を抱くと、嫉妬も抱く。
そして、愛情と嫉妬は、潜在意識下で絶えず“ゆれる”。

だから、人との関係も、潜在意識下で絶えず対極的に“ゆれる”。
それは、血を分けた兄弟でも同じだ。
ある時は親友や戦友に、またある時は敵やライバルに“ゆれる”。
そして、後者が続くと、関係は“絶える”。  続きを読む

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2009年08月15日

oreoreoreoreさんにコンサルティング業の本質を鋭く洞察&明示して頂くの巻

ピーター・ドラッカーさんが提唱した経営の目的/概念に「顧客の創造」がある。
「顧客の創造」とは、「既存の商品及び購入方法に満足していないお客さまに満足いだける商品及び販売方法を創造すること」だ。
より本質的に言えば、「お客さま満足の独自向上案を企業全体で不断かつ合理的に考えること」であり、より具体的に言えば、「なぜ、既存の商品及び購入方法にお客さまは満足していないのか(=喜んで対価を支払ってくださらないのか)」、「そもそも、お客さまは商品の購入によりどのようなベネフィットの獲得を希求なさっているのか」、「お客さまが獲得を希求なさっているベネフィットを提供するために、私たちは、商品にどのような機能(性能)を持たせ、どのような価値へ変換できるようにしなければいけないのか」等々、経営者と社員が絶えずトコトン考え、議論をたたかわせ、最適解を案出→実行→検証→再案出することだ。

昨年、ファーストリテイリングが、ユニクロブランドのヒートテックをヒットさせ、持続的な収益向上に弾みをつけることができたのは、「お客さま満足の独自向上案を企業全体で不断かつ合理的に考えること」ができたてん末のようだ。
少し前、同社の柳井正社長がテレビに出演し、昨年機能を「暖かく快適な肌着」から「暖かく快適なTシャツ/インナーウェア」へ変更する案を考え開発スタッフと議論したことや、ヒットは変更した機能が創出する新しい価値→ベネフィットを潜在意識的に希求していた多くのお客さまに満足いただけた結果と解釈していることを話しておられた。
(※詳細は<ユニクロ柳井社長が語るドラッカー「顧客の創造」>を参照)

つまり、経営とは、お客さま満足の独自向上案を経営者と社員が不断かつ合理的に考えることと、それを担保する仕組み/制度を不断に創造/アップデートすることだ。
極論すれば、企業内の全員で絶えずトコトン考える活動とシステムだ。
ゆえに、経営コンサルタントである私が全うすべきことを極論すれば、クライアント企業と共にトコトン考えることと、クライアント企業が全員で絶えずトコトン考えるシステムを経営者と創造することだ。

ちなみに、このことを明確に認識したのは、ついこの間のことだったりする。(笑)
過日、めでたく税理士法人への就職が決まったoreoreoreoreさんにご就職祝いをさせていただき、oreoreoreoreさんがブログに以下書いてくださったことがキッカケだ。  続きを読む

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2009年08月07日

YouTubeへアップした動画「忌野清志郎/青山ロックンロールショー(告別式)」が清志郎さんの所属事務所の著作権侵害通報により削除されるの巻

今年の5月、私は、「青山ロックンロールショー」なる忌野清志郎さんの告別式に参加し、清志郎さんへ永久の別れを告げられた幸運に感謝した。
そして、対処不能な理由により清志郎さんへ永久の別れを告げられなかった方へ現場の雰囲気だけでもお伝えできればと考え、記念に撮影していた参列から献花直前までの動画をYouTubeへアップした(※前後編合計約8分)。

この動画は、瞬く間に再生回数が数万回に及び、海外に居住する方を中心に多くの清志郎さんのファンがコメントを寄せてくださった(※一部を文末に転載)。
5月15日には、「特ダネ投稿DO画」なるNHKのテレビ番組でも放映された



私は、こうした出来事を全く予想しておらず、とても驚いた。
が、モニター越しにではあるものの、清志郎さんとの永久の別れを叶えた人が増え、大きな喜びを感じた。

そんな折、過日、私は、文末に転載したYouTubeからのメールで、この動画が削除されたことを知った。
私は、言葉に表し難い大きな悲しみを感じた。

この動画が削除されたのは、清志郎さんの所属事務所であるBabys Ltd.さんの著作権侵害通報によるものだった。
Babys Ltd.さんは、「青山ロックンロールショー」の全容を収めたDVDでも将来リリースするおつもりなのだろうか。
仮にそうだとして、超アマチュアカメラマンがコンデジ&モノラルで撮影した短時間&非高品質動画が、販売を真に妨げるのだろうか。  続きを読む

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2009年07月28日

羽生善治さんが出演している「未来のためのQ&A」を見て、「羽生さんに将来総理大臣になっていただきたい」旨改めて切望するの巻

伊那経営フォーラムにお誘いくださったIさんの車中で吐露したことがもう一つある。
かねてから「羽生善治さんに将来総理大臣になっていただきたい」旨考えていることだ。(笑)

私がこの考えを初めて抱いたのは、二年前に講話を拝聴した時だ。
私は、羽生さんの本質志向的思考(=知識や経験を知恵に昇華する思考プロセス)の対象が将棋に留まらないのは知っていたが、サラリーマンや経営者の艱難辛苦まで及んでいるとは、正直思いもよらなかった。

リーダーとは、自らの知識や経験から得た知恵を他者の知識や経験から陶冶でき、かつ、それにより他者が提唱する解決策の良否/採用可否を正しく判断/意思決定できる人のことだ。
私は、「将棋を究めながら社会と人間を究めている羽生さんこそ、日本のリーダーである総理大臣に適任だ」と直感し、先述の考えを抱いた。

この考えは正しかった。(笑)
私は、googleが企画した「未来のためのQ&A」で、羽生さんが衆議院選挙に出ようとしている人へ以下質問なさっているさまを見、そう確信した。  続きを読む

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2009年07月15日

「Microsoftが次期Officeの簡易版を自社のweb経由で無料提供する」旨の報道から顧客向けリピート販売に関する教示を得るの巻

昨日、私は、「Microsoft(マイクロソフト)が次期Office(Microsoft Office 2010)の内、簡易版については自社のweb(Windows Live)経由で無料提供する」旨の報道をゲットした。

Microsoftは、梅田望夫さんが言う「こちら側」の企業だ。
MicrosoftにとってOfficeは、長い間、「こちら側」では欠かせない“ドル箱サービス”だった。
だが、数年前「あちら側」の企業の親分と言うべきGoogleが、「あちら側」でほぼ同様のサービス(Google Docs)の無料提供を開始した。
以降、Officeは“ドル箱サービス”でなくなり始めた。
そこで、Microsoftは、本施策によりGoogleを牽制すると共に、「こちら側」から「あちら側」へ自らのビジネスドメインをシフトさせながら新しい収益モデルを開発する、という訳だ。

Microsoftが決断した本施策は、教示に富んでいる。
というのも、見方によって様々な教示が得られるからだ。
たとえば、過去の“ドル箱サービス”を自社サイトの撒き餌として「積極的に手放した」と見れば、「収益モデルを最適化するには、顧客と競合の動向を見計らい、経営判断を勇猛に下すことが有効である」となるし、「泣く泣く手放した」と見れば、「生き残るには、たとえ不本意/後手に回ったものでも、競合の成長を楽観&看過し過ぎたツケの対処が欠かせない」となる。

私が本施策からとりわけ得た教示は、「顧客に同じ商品/サービスをリピート購入いただくには、商品/サービスが提供する競合優位の量や質を持続的に高めると共に、それを顧客から評価いただくことが欠かせない」、ということだ。
顧客は、評価できる競合優位の量と質が不変だと、時間軸が進むにつれ、魅力的に感じる代替商品/サービスが次々出現することと相まって、同じ商品に同じ代金を支払う気が失せていくのだ。  続きを読む

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