2007年10月31日

慶応大学のシンポジウムに参加して村井純さん&古川享さんにお目にかかるの巻

来春、慶応大学がメディアデザイン研究科という大学院を新設する。
これを記念したシンポジウム”Design the Future 〜 協生と創造”が昨日催され、参加してきた。
学業との親和性が低い私(笑)がこのような格式&敷居の高いイベントに参加したのは、以下の二願望を抱いていたからだ。

一つ目の願望は、「敬愛する先生の村井純さん(慶応大学教授&常任理事)に無料聴講のお礼を申し上げたかったから」、だ。
私は、村井さんの講義を2002年からインターネット(SOI)を介し無料で聴き、数え切れない触発を受けている。
村井さんが提唱するインターネットの概念である「自律分散協調」、「best efforts(最善努力)」、「知&情報の社会的共有」は、今の私の公私両面に渡る行動指針だ。

二つ目の願望は、「敬愛する経営者の古川享さん(元マイクロソフト副社長&現慶応大学教授)に質問をしたかったから」、だ。
古川さんは、村井さんの講義の中で、「天ではなく上を見て仕事をする人間が増えた時、その組織は死に絶える(※註)」旨を講話なさった。
これは、企業へ経営支援サービス(経営コンサルティング)を提供している私にとって、永遠かつ喫緊の問いだ
私は古川さんのこの言葉に強くインプレスされ、機会があれば古川さんに解(=天ではなく上を見て仕事をする社員を作らない&減らすための経営指針&手法)を尋ねてみたいと思っていた。

幸運なことに、これらの願望は共に叶った。
やはり、最善努力はしてみるものだ。(笑)  続きを読む
Posted by masterhori at 22:35Comments(0)TrackBack(0)

2007年10月15日

羽生善治さんがNHK杯で中川大輔さんから大逆転勝利した様に心が動かされる&触発されるの巻

先ほど、昨日放映されたNHK杯テレビ将棋トーナメントの対局(羽生善治さん×中川大輔さん)録画を観た。
本対局は、ここ最近観戦した将棋の中で一番心が動かされた&触発された内容だった。

それはなぜか。
主な理由は以下の三つだ。  続きを読む
Posted by masterhori at 23:18Comments(4)TrackBack(2)

2007年10月13日

「ハケンの品格」を見て、天ではなく上を見て仕事をする社員が巣食う会社は早晩死に絶えることを再認識するの巻

ここ二週間で、新しい習慣ができた。
それは、篠原涼子さんがスーパー派遣社員(=大前春子さん)を演じる「ハケンの品格」の再放送を録画&視聴することだ。(笑)

ハケンの品格 DVD-BOX
篠原涼子.加藤あい.小泉孝太郎.大泉洋
バップ
2007-06-27


この番組は、単に面白いだけはない。
教示に富んでいる。

とりわけ考えさせられるのは、「会社とは何か?」や「人は会社を介してどう生きるべきか?」ということだ。
資本主義社会が進化(?)していく中で、社会の構成員である私たちがこうした本質論に自分なりの答えを出すのは、有意義かつ大事なことだ。

改めて気づかされるのは、「いかに優れた解決策を選択しても、組織の体をなしていない会社は、その恩恵にあずかれない」、ということだ。
この番組のストーリーに即して換言するならば、「マネジメントとプロフェッショナルを欠く会社、即ち、『天ではなく、上を見て仕事をする(※註)』社員が巣食う会社は、低コストで人材の量&質が確保できるハケンを利用しても、大前春子さんでも派遣されない限り(笑)、収益の源泉であるお客さま満足を向上し得ない」、ということだ。

このことに気づかされるのは、もっぱらクライアントワーク中だったりする。(苦笑)
が、つい最近、プライベートでもあったりした。
それは、オフィスでの業務用にN社製19インチPCモニターを購入した時のことだ。  続きを読む
Posted by masterhori at 10:42Comments(0)TrackBack(0)