2009年04月30日

「私は『毛主席の小戦士』だった―ある中国人哲学者の告白(著:石平)」を読むの巻

「大地の子」のDVDを見終えた私は、親友のIさんが参考文献として推奨してくれた「私は『毛主席の小戦士』だった―ある中国人哲学者の告白(著:石平)」を読んだ。
私は、「大地の子」の背景と趣旨の理解を深めると共に、以下の事項を再認識した。  続きを読む
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2009年04月27日

「大地の子(原作:山崎豊子/主演:上川隆也)」のDVDを見て、「絶望しないこと」の意義を思い知るの巻

過日、私は、「大地の子(原作:山崎豊子/主演:上川隆也)」のDVDを見終えた。
強く感動すると共に、とりわけ「絶望しないこと」の意義を思い知った。

上川さん演じる陸一心(日本人名:松本勝男)は、中国残留孤児だ。
過酷かつ不当な目に幾度と無く遭った。

しかし一心は絶望しなかった。
希望を持っていたか否かは推量しかねるが、いずれの時も自助に励んだ。
日本人であることを言いがかりに労働改造所に囚われ、来る日も来る日も不毛な労役に従事している時でも、日本人の誇りを守るべく日本語の習得に励んだ。
破傷風で死にかけている時でも、生きることを諦めなかった。
冤罪で僻地&閑職に左遷され、家族との再会が約束されていない時でも、現場のスタッフと心を通わせ、担当職務を全うした。  続きを読む
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2009年04月24日

「バフェットの株主総会」を読み、やる気を担保するインセンティブ(誘因)の意義について再認識するの巻

成功者に共通していることの一つ。
それは、やる気を担保するインセンティブ(誘因)の案出or設定に長けていることだ。
彼らが、一般人なら100%めげて(頓挫して)しまうような状況に陥っても、最低限のやる気を保ち、かつ、最適解の再案出や実力の向上へ向け自助努力を絶やさないでいられるのは、このせいだ。

今朝、私は、「バフェットの株主総会(著:ジェフ・マシューズ)」を読み終え、このことを再認識した。
ウォーレン・バフェットさん(投資持株会社バークシャー・ハサウェイ会長)をして「完璧なパートナー」と言わせしめる、チャーリー・マンガーさん(同社副会長)の人となりに関する以下の解説を読んでのことだ。  続きを読む
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2009年04月21日

「アイシテル/海容」の第一話を見るの巻

先頃私以上にドラマオタクの妻(笑)と、「アイシテル/海容(日本テレビ)」の第一話を見た。
稲森いずみさん演じるごくありふれた教育熱心母の11歳の子供が板谷由夏さん演じるこれまたごくありふれた溺愛母の7歳の子供を殺してしまい、それを稲森さんと板谷さんが共に知って驚愕→動揺する、というストーリーだった。

「アイシテル/海容」第一話ストーリー(※公式HP)

私は、このドラマをつゆもマークしておらず、最初は付き合いでチラ見していた(笑)が、次第に引き込まれ、最後は食い入るように見た。
そして、見終えた後、最終回を待たずして、このドラマの趣旨であろう以下の事項を自問した。  続きを読む
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2009年04月20日

「TAG Heuer(タグ・ホイヤー)と新しいコミュニケーションの形」ブロガーミーティングへ参加するの巻

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私にとっての時計は、当時へ戻るタイムマシーンだ。
当時どんな仲間とどんな仕事をしていたか。
過去を振り返り、現在にインスピレーションを与えてくれる。
私にとって時計は、時間を知るためのものではない。

これは、エンツォ・フェラーリのデザインを手がけた工業デザイナーの奥山清行さん(Ken Okuyama Design CEO)が、昨年講演会でおっしゃった内容の一部だ。
奥山さんは、時計の存在&購入理由をこう考え、「ひとつ車をデザインする毎に時計をひとつ買う」、即ち、「ひと仕事を終えた証に時計を買う」という行動習慣を長年に渡って続けておられる。

先週、私は、ブログネットワーク運営会社のAMN(アジャイルメディア・ネットワーク)が主催した、「TAG Heuer(タグ・ホイヤー)と新しいコミュニケーションの形」なるブロガーミーティングへ参加した。
そして、今後、ブランド品を売るには、競合優位が体感できる行動習慣を売るのが不可欠かつ有効である、と確信した。

ミーティングの内容についての詳細は、以下(※トラックバック先のブログ記事を含む)をご覧いただきたい。  続きを読む
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2009年04月17日

過去支援した企業の経営者からメールを頂戴するの巻

幸運にも、私は、若い時分から、企業の経営に携ることができた。
いつも、いかなる立場になっても、現場に身を置いてきた。
たくさん失敗し、少しだけ成功した。
現況の良否に関わらず、“その”企業が抱える問題点と解決の方向性を迅速かつ正確に見抜くことができるようになった。

なぜか。
不遜だが、企業の問題点と解決の方向性は、つまるところ知れているからだ。
つまるところ、問題点とは社員がお客さま満足の向上を積極的に志向しなくなった根源的理由であり、解決の方向性とは社員にお客さま満足の向上を積極的に志向せしめるインセンティブ(誘引)の置き所であり、いずれも目標/責任/権限/評価に集約される。

だいぶ前に見た映画に、「存在の耐えられない軽さ」という作品がある。
映画の趣旨や内容とは異なるが、私はそう感じることがままある。

存在の耐えられない軽さ [DVD]
ダニエル・デイ・ルイス
ワーナー・ホーム・ビデオ
2011-11-02


いつか。
最たるは、自分の提言が支援企業の経営者に受け入れてもらえず、危惧した未来が現実化した時だ。
この時、私は、自分の存在意義を心底懐疑する。
死を考えたことも、少なくない。

なぜか。
ひとつは、コスト倒れにさせてしまった支援企業に申し訳が立たないからだ。
もうひとつは、受け入れてもらえるよう提言できなかった自分の生存理由が見つからないからだ。

今日、私は、過去支援した企業の経営者(※以下「Aさん」と表記)からメールを頂戴した。
苦戦状況の中ハートフルなメールをくださったAさんのお心遣いはとても嬉しかったが、当時私が危惧したことがほぼ全て現実化している旨の一節に思わず泣けた。
私は、Aさんはもちろんだが、Aさん以外の経営メンバーと社員さん、そして、株主を代表とする全サポーターに合わせる顔が無い。  続きを読む
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2009年04月15日

名人戦の対局中にサインを依頼された件に関する羽生善治さんのナマ所感に感心するの巻

d68dee40.jpg現在、将棋界では、第67期名人戦なるタイトル戦が行われている。
名人というタイトルは、将棋界では最高位に位置している。
挑戦者の郷田真隆九段はもちろん、防衛者の羽生善治名人も、最高の緊張感を抱き、死力を尽くしている。

その名人戦の第一局の最中、珍事が起こった。
観戦記者の東公平さんが次の一手を考慮中の羽生さんにサインを依頼し、羽生さんは応えたのだった。

正確な事情()はわかりかねるが、東さんの依頼は、基本あり得ない。
トップ中のトップの棋士が、最高位を目指し、最高の緊張感を抱きながら死力を尽くしている最中であるからだ。
余程の事情があったとしても、休憩時間など、別のタイミングに依頼するべきだ。
多くの将棋ファンが東さんへ抗議心を抱いたのは、当然だ。

だが、私がこの珍事を知って最初に抱いたのは、抗議心ではなかった。
「ああ、羽生さんは、すごい人だな!」という感心だった。
なぜなら、この珍事で最も被害を受け、名実共に最も抗議力のあるはずの羽生さんが、穏便に対処なさったからだ。
断っておくが、私は東さんを擁護する気は無い。

今朝、私は、この珍事に対する羽生さんのナマ所感を聞く好機に恵まれた。
羽生さんは、j-waveの「TOKYO MORNING RADIO/ Morning Lounge(ナビゲーター:別所哲也さん)」に出演され、この珍事に対し、以下の旨コメントなさった。  続きを読む
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2009年04月14日

「なぜ、メタボ撲滅商品が高品質化し、ソコソコ売れているにもかかわらず、メタボ人口は増加しているのか?」を考えるの巻

3e7bd3d7.JPG先月、私は、株主優待券を利用し、最寄のフィットネスクラブへ妻と行った。
そのフィットネスクラブは、お初だった。
しかも、フィットネスクラブへ行くのは、かなり久しかった。
だからだろう、私は、そのフィットネスクラブのサービス(商品)品質を、殊の外高く感じた。(笑)

その最たるは、<フィットネスナビゲーター>なる各種身体スペック計測&カウンセリングだ。
年齢と身長を担当スタッフさんに申告し、体重計のようなモノに一分間程度乗るだけで、体重や体脂肪だけでなく、部位別の筋肉量や基礎代謝量や推奨トレーニングメニュー等々、現在の自分の身体の詳細なスペックと今後の課題/アクションプランを網羅的に知らせてくれる、正にスグレモノのサービスだ。

私は、このサービスを体験し、驚愕と感動を覚えた。(笑)
ただ、覚えたのは、驚愕と感動だけではなかった。
以下の疑問も覚えてしまったであった。(笑)

なぜ、メタボ撲滅商品がかくも進化し、ソコソコ売れているにもかかわらず、メタボ人口は益々増加しているのか?

なぜ、要メタボ撲滅人の多くは、高品質なメタボ撲滅商品を相応のコストを支払って購入しているにもかかわらず、撲滅が完了するまで使い倒さないのか?

現在のところ、私は、メタボ撲滅商品を購入する必要は無い(=非要メタボ撲滅人だ)。
が、もしも将来、購入する必要を認め(=要メタボ撲滅人になり)、該当商品を自ら選択→購入したなら、撲滅が完了するまで使い倒すだろう。
というのも、さもなければ、商品の購入に要した各種コストが報われず、人生内貸借対照表の不良資産が増えるからだ。(笑)

とはいえ、これは、あくまで自分の考えであり、高確率でマイナリティである。(笑)
私は、帰路、先述の疑問に以下自答した。

<A1>メタボを撲滅させる必要(=やせなくてはいけない理由)を心底には感じていないから。
<A2>メタボ撲滅商品に限らず、「使い倒すこと」、即ち、「特定の物事を継続すること」が不得手or不慣れだから。
<A3>商品の購入に要したコストをサンクコスト化(→「あれにかかったカネ/ヒマ/テマはもういいや!」などと思えること)するに足る、豊富な資産又は寛容(?)な精神構造を有しているから。


過日、私は、以上の内容を、公私に渡る親友であり、不幸にも要メタボ撲滅人の(笑)Tさんに話してみた。
私は、Tさんの以下の回答から<A4>を得た。  続きを読む
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2009年04月13日

推奨する営業/販売プロセスの特徴と本質を補足説明するの巻

【1】“その”お客さまの解決したい問題と達成したい心情/状況(→以下「A」と表記))を、ツーウェイコミュニケーションによって把握→共感する。

【2】“その”お客さまに、Aの有効な解決策(→以下「Bと表記)を、プライオリティや費用対効果と照らし合わせて提案する。

【3】“その”お客さまに、Bの評価と商品の購入意思を確認する。

以上が、私の推奨する営業/販売プロセスだ。
特徴は、 徹頭徹尾、“その”お客さま(=only the customer)の目線で目的的かつ論理的にアプローチすることだ。

なぜ、目的的かつ論理的に商品の購入を検討→意思決定するお客さまが僅少であるにもかかわらず、私はこのプロセスを推薦するのか。
それは、「お客さまから信頼を勝ち得る確率が高いから」だ。  続きを読む
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2009年04月04日

羽生善治名人が第58回NHK杯の決勝戦で森内俊之九段に逆転勝利したさまを見て、人対人の勝負を決するのが感動力であるのを改めて気づかされるの巻

最近感動した将棋ネタに関する記事の一つ目は、有吉道夫九段が御年73歳にして現役続行を決めた件に関してであった。
続く(笑)二つ目は、羽生善治名人が第58回NHK杯将棋トーナメントの決勝戦(2009年3月22日放映分)で森内俊之九段に逆転勝利した件に関してだ。

いきなり補足なのだが、実はこの勝負、少々複雑だ。(汗)
「逆転」と書いたが、実はそう言い切り難いのだ。
なぜなら、本当は逆転していなかったからだ。

たしかに、羽生さんは、終盤詰めろがかかっている局面(=あと一手で自分の王様が詰んでしまう/負けてしまう局面)で、解説担当の渡辺明竜王を感動即ち<驚愕>→<動揺>→<感心>せしめる妙手を指し、森内さんに勝利した。
「自らが指した妙手を契機に、絶対絶命の局面を引っくり返して勝利した」という意味では、「逆転」だ。

しかし、それは、森内さんが自らの勝ち(=羽生さんの王様が既に詰んでいること/羽生さんが実は負けていること)を見落としてしまったからであった。
羽生さんの妙手は自分の王様の詰み(=森内さんの勝ち)を完璧に消すものではなく、森内さんが正着で応えていれば、羽生さんの勝ちはなかった。
「絶体絶命の局面に追い込まれたものの、自らが指した妙手に対戦者の手元が狂い、対戦者が自滅したことで勝利を拾った」という意味では、「逆転」と言い切り難い。

ちなみに、解説担当の渡辺さんは、このことについて自身のブログで以下後述している。

「羽生名人の△9四歩が妙手で逆転勝ち」という締め方をしましたが、これは誤りだったことが感想戦で判明。
△9四歩には▲6二金△同玉▲6一金から、後手玉に詰みがあったのです。
よって「△9四歩が素晴らしい頑張りで、逆転に結び付いた」が正しかったです。
弱い解説者で申し訳なかったですm(__)m

2009年3月22日付「渡辺明ブログ」から転載
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/e/3213823494e9d0a465934aeb251d00ae

以上を考慮した上で、羽生さんの勝利から改めて気づかされたことがある、
それは、「人対人の勝負を決するのは、『相手の心身を合理的に動かす力(=説得力)』ではなく、『相手の心身を非合理的に動かす力(=感動力)』である」、ということだ。  続きを読む
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2009年04月01日

有吉道夫九段が現役続行を決めた報道コメントから、「好きなコトを長くやり続ける」思考回路と行動習慣を改めて気づかされるの巻

992c7019.jpg渡辺明竜王の初講演を拝聴した記事を書いたところ、将棋熱に火が点いてしまった。(笑)
ついては、最近感動した将棋ネタに関する記事を、できれば(笑)二つ書きたいと思う。

一つ目は、将棋界の重鎮である有吉道夫九段が、名人戦の順位戦最終局に勝利され、御年73歳にして現役続行をお決めになった件に関してだ。
渡辺さんも講演で「すごいこと」と賞賛なさっていたが、私も全く同感だ。  続きを読む
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