2009年07月28日

羽生善治さんが出演している「未来のためのQ&A」を見て、「羽生さんに将来総理大臣になっていただきたい」旨改めて切望するの巻

伊那経営フォーラムにお誘いくださったIさんの車中で吐露したことがもう一つある。
かねてから「羽生善治さんに将来総理大臣になっていただきたい」旨考えていることだ。(笑)

私がこの考えを初めて抱いたのは、二年前に講話を拝聴した時だ。
私は、羽生さんの本質志向的思考(=知識や経験を知恵に昇華する思考プロセス)の対象が将棋に留まらないのは知っていたが、サラリーマンや経営者の艱難辛苦まで及んでいるとは、正直思いもよらなかった。

リーダーとは、自らの知識や経験から得た知恵を他者の知識や経験から陶冶でき、かつ、それにより他者が提唱する解決策の良否/採用可否を正しく判断/意思決定できる人のことだ。
私は、「将棋を究めながら社会と人間を究めている羽生さんこそ、日本のリーダーである総理大臣に適任だ」と直感し、先述の考えを抱いた。

この考えは正しかった。(笑)
私は、googleが企画した「未来のためのQ&A」で、羽生さんが衆議院選挙に出ようとしている人へ以下質問なさっているさまを見、そう確信した。  続きを読む
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2009年07月15日

「Microsoftが次期Officeの簡易版を自社のweb経由で無料提供する」旨の報道から顧客向けリピート販売に関する教示を得るの巻

昨日、私は、「Microsoft(マイクロソフト)が次期Office(Microsoft Office 2010)の内、簡易版については自社のweb(Windows Live)経由で無料提供する」旨の報道をゲットした。

Microsoftは、梅田望夫さんが言う「こちら側」の企業だ。
MicrosoftにとってOfficeは、長い間、「こちら側」では欠かせない“ドル箱サービス”だった。
だが、数年前「あちら側」の企業の親分と言うべきGoogleが、「あちら側」でほぼ同様のサービス(Google Docs)の無料提供を開始した。
以降、Officeは“ドル箱サービス”でなくなり始めた。
そこで、Microsoftは、本施策によりGoogleを牽制すると共に、「こちら側」から「あちら側」へ自らのビジネスドメインをシフトさせながら新しい収益モデルを開発する、という訳だ。

Microsoftが決断した本施策は、教示に富んでいる。
というのも、見方によって様々な教示が得られるからだ。
たとえば、過去の“ドル箱サービス”を自社サイトの撒き餌として「積極的に手放した」と見れば、「収益モデルを最適化するには、顧客と競合の動向を見計らい、経営判断を勇猛に下すことが有効である」となるし、「泣く泣く手放した」と見れば、「生き残るには、たとえ不本意/後手に回ったものでも、競合の成長を楽観&看過し過ぎたツケの対処が欠かせない」となる。

私が本施策からとりわけ得た教示は、「顧客に同じ商品/サービスをリピート購入いただくには、商品/サービスが提供する競合優位の量や質を持続的に高めると共に、それを顧客から評価いただくことが欠かせない」、ということだ。
顧客は、評価できる競合優位の量と質が不変だと、時間軸が進むにつれ、魅力的に感じる代替商品/サービスが次々出現することと相まって、同じ商品に同じ代金を支払う気が失せていくのだ。  続きを読む
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2009年07月14日

Iさんのダイエット論を拝読し、成果を持続的に創出するための「当たり前のこと」を書き留めるの巻

7781750b.jpg「妻がダイエットを色々試しているものの、期待する成果が創出できていないようだ」。
この旨私は、伊那経営フォーラムにお誘いくださったIさんの車中で、Iさんに吐露した。(笑)
過去ダイエットに取り組み、今日まで持続的な成果を創出なさっているIさんのこと、きっと独自のダイエット論をお持ちに違いないと推量したからだ。

私の推量はビンゴだった。(笑)
Iさんは、色々なことを熱心にお話くださった。
さらに過日、「戯言」と称し(笑)、文書にまとめてお送りくださった。
(※該当文書は文末に転載)
私は、Iさんのいつもながらのお心遣いに感謝すると共に、すぐさま妻へ転送した。(笑)  続きを読む
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2009年07月04日

伊那経営フォーラムに参加して、「未知の人同士でモノを教示し合う時は、細心の注意が必要である」ことをとりわけ気づかされるの巻

先週の土日、私は、生まれて初めて伊那(長野県)という土地を訪れた。
親友のIさんから「伊那経営フォーラム」にお誘いいただき、長野に在住のこれまた親友のYさん共々参加するためだ。

当日の伊那は、真夏だった。
私は、現地で初めて車から降りると、正直ゲンナリした。
Yさんからご縁を授かって数年経つも、いまだ「長野県=避暑地」のイメージにどっぷりつかっているようだ。(笑)

ちなみに、私は、このことをtwitterでharadaさんから以下指摘され・・・

長野の件は一つの地域だけで全体をイメージしてしまう典型的な事例ですな。
自分もそう思ってました。木を見て森を観ず。
https://twitter.com/harada/status/2380166395

・・・以下コメントバックさせていただいていたりする。(笑)

長野の件、コメントをありがとうございます(礼)。
「木を見て森を観ず」。まったくおっしゃるとおりです。
「戦略は細部に宿る」なので(?・笑)、以後気をつけたいと思います。
https://twitter.com/kimiohori/status/2384455268

伊那経営フォーラムの登壇者は、リッツカールトン(ホテル)の高野登さん千房(お好み焼き屋)の中井政嗣さん、伊那食品工業(寒天製販)の塚越寛さん、バグジー(美容院)の久保華図八さん、トヨタネッツ南国(自動車販売)の横田英毅さん、四国管財(ビルメンテナンス)の中澤清一さん、人と経営研究所(経営コンサルティング)の大久保寛司さんなど、顧客&従業員満足に基づく企業経営を執行し、収益向上を持続的に実現なさっている名経営者さんだ。
顧客&従業員満足に基づく企業経営を支援する私は、登壇者さんのお話を拝聴し、気づかされることが多々あった。

とりわけ気づかされたのは、登壇者さんのお話とは直接関係ないのだが(笑)、「未知の人同士でモノを教示し合う時は、細心の注意が必要である」、ということだ。
「細心の注意」を具体的に言うと、以下のようになる。  続きを読む
Posted by masterhori at 08:22Comments(6)TrackBack(1)