私は、ラーメンが好きです。(笑)
「ラーメンたべたい!」と突然又は定期的に感じると、お気に入りのラーメン店へ駆け込みます。(笑)
その一番の理由は、ラーメンの味わいと食感が非常に独特かつ絶妙で、他のメニューで代替できないからです。
私は、ラーメンをすする度(笑)、ラーメンが持つメニューとしての競合優位の高さに感服してしまいます。(笑)
私は、「ラーメンたべたい(作詞・作曲/矢野顕子)」という曲も好きです。(笑)
「『ラーメンたべたい』が聴きたい!」と突然又は定期的に感じると、可能な限りすぐ身近なメディアで聴き始めます。(笑)
その一番の理由は、矢野さんが演じ歌うこの曲の旋律と詞が非常に独特かつ絶妙で、他の音楽家の曲で代替できないからです。
私は、「ラーメンたべたい」を聴く度、この曲が持つ音楽としての競合優位の高さに感服してしまいます。
「現代音楽は、過去の焼き直しだ」と言われて久しくなります。
そんな中、なぜ、「ラーメンたべたい」は、音楽としてかくも競合優位が高いのでしょうか。
また、なぜ、矢野さんは、かくも高い競合優位を持つ音楽を創ることができるのでしょうか。
私が初めて矢野さんのことを知ったのは、YMOの第一回ワールドツアーです。
当時、矢野さんは、キーボードのサポートメンバーとして参加し、同じキーボードの坂本龍一さんとは好対照に、ダンスしながらシンセサイザーを弾きまくっていました。
以来約30年の月日が経つものの、私は、矢野さんが自分の思考や行動を吐露しているメディアに遭遇できず、これらの問いの答えをつゆも知りませんでした。(汗)
でも、30年目にしてようやく(笑)、私は、答えらしきものを少しだけ知ることができました。
キッカケは、「佐野元春のザ・ソングライターズ」というテレビ番組です。
司会の佐野元春さんが、松本隆さんに続き、ゲストの矢野さんの思考と行動、そして、それらの本質とココロを引き出してくださいました。
私が少しだけ知った答らしきものの要約は、以下の通りです。 続きを読む