2004年06月28日

生まれて初めて蛍を見た。

0fb5aa2f.jpgクライアント企業の幹部社員であられるTさんのご厚意で、生まれて初めて蛍を見た。

水辺に車を停め、ウィンカーを点滅させていると、蛍がどんどん群がってくる。
この光景は、東京生まれ&東京育ちの私を、驚愕と不可思議と幻想が入り混じった気持ちにしてくれた。
「これはヘイケ蛍なんだよね。先月(5月)であれば、形が大きく、鮮やかなゲンジ蛍が見れたんだけどね・・。」とTさんは申し訳なさそうに仰ったが、全然no problemである。
Tさんには日頃から色々とお世話になっているが、改めて感謝、感謝である!

蛍は人間を殆ど警戒しない。
だから、人間が近づいても逃げないばかりか、どんどん近寄ってくる。
やがて、身体と車体は、蛍まみれになった。(笑)
これには心底驚いた。

蛍がどうして人間を警戒しないのかわからない。
ただ、彼らのこのような生き方からひとつ気づかされたことがあった。
それは、「他者を警戒しない」という生き方は、つまるところ自分が助かるばかりか、「NQ」が強く唱える共存共生を実現する上で非常に効果がある、ということだ。

他者を警戒すると、精神的且つ経済的に追加コストがかかる。
それに、他者からも同様の又はそれ以上の警戒をされ、更に追加コストはかさむ。
そして、お互いはいよいよ相容れなくなる・・・。

他者に対してオープンであれば、当然追加コストはかかならい。
他者にしてみても、自らが警戒されていないのだから、わざわざ追加コストをかけて警戒したりしない。
こうなれば、お互いは自然と相容れるだろう。

勿論、自らをオープンにすることで、悪意の第三者からアタックされることはあり得る。
ただ、その場合を想定した場合のプロフィットとロスは、果たしていかがなものなのだろうか・・。

来年はゲンジ蛍を見れたらいいなと思っている。(笑)



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