2000年01月15日

クレド

【1】このクレドは、有限会社キャタリストに所属する全チームメンバーが持つべき価値観と行動習性を表しています。
【2】私たちは、「よかった」、「嬉しい」、「助かる」などの言葉を生み出す、満足という感情を一番大事にします。
なぜならば、人はみな、満足という感情を一番に求め、合理的かつ非合理的に行動しているからです。

【3】私たちは、クライアントの収益向上、即ち再生を支援し、経営者、及び、社員、お客様、取引企業の満足を最大化します。
なぜならば、私たちは、個人と社会の満足を最大化する触媒(※)だからです。
※「触媒」:化学反応の前後でそれ自身は変化しないが、反応の速度を変化させる物質。英語では「catalyst(キャタリスト)」。

【4】私たちは、道理を不断に学びます。
なぜならば、道理をわきまえることは、クライアントはもちろん個人及び社会から信用を得る為の、また、あらゆる意思決定を正しく行う為の必須条件であるからです。
※「信用」:社会通念及び権威的裏づけに基づき、そのモノやヒトが確かである、と信じ受け入れること。

【5】私たちは、知性を不断に磨きます。
なぜならば、高い知性を持つことは、クライアントはもちろん個人及び社会から信頼を得る為の、また、優れた解決策の案出、実行を促す為の必須条件であるからです。
※「信頼」:合理性及び根拠性のある物事や基準に基づき、そのモノやヒトが確かである、と信じ受け入れること。

【6】私たちは、自助努力を尽くします。
なぜならば、自助努力を尽くすことは、クライアントはもちろん個人及び社会を真に動かす為の、また、満足度の高い人生を送る為の必須条件であるからです。

【7】私たちは、各人及び各集団の立場を理解します。
なぜならば、それぞれの立場を理解せずに案出、実行した解決策は、クライアントはもちろん個人及び社会から受け入れてもらえないからです。

8】私たちは、目的と手段を明確に分離して行動します。
なぜならば、目的と手段を履き違えて行動することは、目的を成就する妨げとなるばかりか、思考回路の停止を招くからです。
※目的と手段の違いについては、「ソフトブレーン、宋文洲会長の講話を聴く」を参照。

【9】私たちは、尊敬できるクライアントと仕事をします。
なぜならば、目的の成就に不可避なハードワークは、尊敬できるクライアントとフィフティ・フィフティ(50:50)の関係性が構築できて初めて行えるからです。
(※フィフティ・フィフティの関係性を構築する意義については、「Uさんの問いをキッカケに、『なぜ、人的サービスは、サービス提供者とお客さまの関係性が、奴隷と主人ではなく、フィフティ・フィフティの時に、高品質が高確率で達成されるのか?』を考えるの巻」を参照。)

10】私たちは、業務報酬額の多寡でクライアントを選びません。
なぜならば、業務報酬は、私たちが提供した価値と創出した成果に対するクライアントの”おひねり”であるからです。

11】私たちは、クライアントに対し、業務報酬額以上の満足(価値)を提供します。
なぜならば、私たちはプロフェッショナルだからです。

【12】私たちは、自身の仕事の成否よりも、クライアントの満足を大事にします。
なぜならば、私たちが仕事を通じて果たすべきことは、クライアント満足の最大化だからです。

【13】私たちは、クライアントに対し、短期的視点ではなく、中長期的視点での満足を提供します。
なぜならば、中長期視点での満足は、クライアントが自己変革及び持続的成長を果たした成果に他ならないからです。

【14】私たちは、クライアントに対し、自身が現場で実行できることのみ提案し、また、必要に応じて代行します。
なぜならば、自身が現場で代行できない提案は、クライアントの自己変革及び持続的成長の助けにならないからです。

【15】私たちは、出会った全ての人を思いやります。
なぜならば、出会った人の心情を察すること、並びに、最善又は相応の対応(解決策/ソリューション)を案出、実行することは、縁を授けてくださった相手に対する当然の返報であり、また、競合優位を創出する原点行動であるからです。

【16】私たちは、出会った全ての人に感謝します。
なぜならば、私たちは、直接的か間接的かの別はあれ、出会った人に学び、生かされているからです。

【17】私たちは、出会った全ての人から競合優位を見出し、評価します。
なぜならば、それが「徳が有る人」であるからです。
(※「徳が有る人」の定義については、<「熱中夜話/三国志ナイト/劉備−蜀編」の録画を見て「徳が有る人」の正体をつかむの巻>を参照。)



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