2008年02月05日

メールマガジン<自動車販売店営業マン、「デキるorデキない」は紙一重。>の創刊100号を発行するの巻

去る2月1日、2006年12月に創刊したメールマガジン<自動車販売店営業マン、「デキるorデキない」は紙一重。>の創刊100号を発行した。
100号への道のりは、決して平坦ではなかった。
少々大げさになるが、時間と肉体、そして自己との戦いだった。

なぜ、本メールマガジンを書くことが、時間、肉体、自己との戦いなのか?
それは、本メールマガジンが、「なぜ?」をトコトン考えないと書けない構成になっているからだ。
(※本メールマガジンのバックナンバー

なぜ、本メールマガジンは、「なぜ?」をトコトン考えないと書けない構成になっているのか?
それは、作者である私が、本メールマガジンにより以下の二事項を達成したいと切望しているからだ。
一つ目の事項。
それは、「取り上げた内容(=デキる営業マンの行動習慣)を現場スタッフさんがやり切れること」だ。
あるべき行動習慣を教示する人やメディアは多いもののそれをやり切る現場スタッフさんが僅少なのは、「該当の行動習慣を実行するに足る理由が不明瞭&非合理的であるから」だったりする。

二つ目の事項。
それは、「取り上げた行動習慣を現場スタッフさんが、将来、応用できること」だ。
お客さま満足度を高確率で高める行動習慣を応用案出&実行できる現場スタッフさんが僅少なのは、「基本となるあるべき行動習慣を妄信してばかりで得心していないから」だったりする。

このような切望を込めているとはいえ、本メールマガジンの言葉はパソコンによるテキスト文字だ。
独特の無味乾燥感は、読者さんの共感や得心を得る障害になりかねない。

だが、自己と戦っているさまは、読者さんへいくばくかの共感や得心を与えているようだ。
甚だ不遜ではあるが、三人の読者さんと直接以下交流し、勝手にそう推量した。(笑)



昨年の12月、某自動車メーカーにお勤めのTさんが、会食中、次のようにおっしゃってくださった。
瞬間、私は、日本酒を飲む手を下し(笑)、あたかも制作工程を見ているかのようにおっしゃったTさんのこの言葉を、嬉しさと共にかみ締めた。

あのメールマガジン、書くの大変でしょう。
<当人(=営業マンさん)がすべきことだけでなく、当人の上司(=会社社長&部門長)がすべきことまで、それぞれロジカルに書いていますからね。
相当時間をかけて考えないと書けないでしょう。
でも、あそこまで書いてあるモノは他に無いから、堀さん、本にしたらどうですか?
本になったら、私、絶対買いますよ!




1月31日の夜、本メールマガジンの創刊を決断させてくれた張本人(?・笑)のTさん(元デキる自動車営業マン現家計再生コンサルタント)から、創刊100号のお祝いメールを頂戴した。
私は、100号を発行する前日の夜にお祝いメールを送ってくださったTさんのお心遣いに感動し、以下即レスした。

(前略)

> メルマガはいつも「なるほど」と拝読
> させていただいております。

元「デキる」営業マンのTさんからこのようなお言葉を頂戴でき、
恐縮かつ嬉しいです。(礼)
お心遣いをありがとうございます。(礼)

(中略)

> メルマガの創刊が100号を迎えますね。
> 読みながらいつも思うのが、「このメルマガが、
> ○○(※かつてお勤めになった自動車販売会社名)を退職する前に創刊されて
> いたら、私はきっと、車の営業の仕事を辞めて
> 居なかったかも知れない」ということです。

実は、Tさんが○○の退職を迷われている時に
なぜもっとお力になれなかったのか、後悔していたりします。(汗)
なので、このお言葉は、先のお言葉以上に恐縮かつ嬉しいです。
機会がございましたら、このようにお感じになられたご理由を
お聞かせいただけると幸いです。(礼)


> デキる、デキないは、まさに紙一重。
> 売れる売れない。信頼されるされない。
> 努力できる出来ない。
> 色々なことの積み重ねですよね。

ホントそうだと思います。
Tさんは既におわかりだと思いますが、
このメールマガジンで取り上げている内容は、
言うなれば、「当たり前のこと」ばかりです。
でも、大半の営業マンにとってはできていない訳で。(笑)
でも、やってみると、そんなに難しくはない訳で。(笑)
だから、「紙一重」なんです。(笑)

とにかく、「当たり前のこと」を、理由を再認識してやってみる。
それができたら、また別の「当たり前のこと」をやってみる。
不肖私は、この積み重ねこそが、
「自分を成長させ、お客さまから信頼される最良のプロセスである」、
と確信しています。


> この構造不況の今の世の中、商品はマンネリ化
> 没個性的になってきているのであれば、自分を
> 如何に特化して、差別化し、アピールするかが
> 勝負の分かれ目と感じます。

全く同感です。
↓にも書いている通り、私は、いずれの仕事においても、
 http://blog.livedoor.jp/masterhori/archives/50351678.html
売り手という「人」こそが最大&最高の競合優位になる、
と考えています。


> 堀さんには、これからも、「目からウロコ」の紙一重を
> 御教授いただければと思っておりますので、
> 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

先述の通り、「当たり前のこと」しか申し上げられませんが、
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。(礼)
私は、Tさんを信頼しています。


> また、来札の折には、お声かけいただければ幸いです。

最後まで、嬉しいお言葉をありがとうございます。(礼)
妻の親戚も札幌に居りますので、折を見つけて札幌へ伺う所存です。
ナマのTさんと歓談できる日を楽しみにしております!




2月2日、友人であり、お客さまから愛される飲食店づくりのプロフェッショナルである、アット・エイド有限会社の宮本社長からも創刊100号のお祝いメールを頂戴した。
私は、業務多忙の中、100号を読むや否やお祝いメールを送ってくださった宮本さんのお心遣いに感動し、以下即レスした。

(前略)

> メールマガジン、100号継続、素晴らしいです。
> 1年チョイという短期間での達成は、
> 日ごろからメールマガジンを大切に考えている現れです。

創刊100号へのお祝いの言葉をありがとうございます。(礼)
不肖の私には勿体無いお言葉なので、とても嬉しいです。(感涙)

自動車販売業はもとより、人を最大の競合優位とする
サービス業に携わるみなさんのお役に立てるよう、
本メールマガジンは今後も継続発行していく所存です。
宮本さんからもご支援が頂戴できれば、至福です。(礼)




読者さんへ伝えるに足る「デキる営業マンとしての行動習慣」、そして、本メールマガジンを書くに足る「自己と戦う情熱」が、各々あとどれだけあるかは、正に「神のみぞ知る」だ。(笑)
が、それらがある間は、今と同様「なぜ?」をトコトン考えながら、本メールマガジンを書き続けたい。


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