2009年02月03日

「生命保険、保険料の秘密公開」ブロガーミーティングへ参加するの巻

0b9985be.JPG「右へならえ」を旨とする日本人オヤジの私は(笑)、当然生命保険に入っている。
が、入って約20年の月日が経つものの、内容を正しく理解していなかったりする。

この理由の多くが、「自身のずぼらさ」にあるのは否めない。(笑)
が、自己弁護的に考察すれば(笑)、「そもそも欲しくて買った商品ではないこと」にあるのも否めない。

今から約20年前、兄の友人で某大手生命保険会社に勤めるAさんが居た。
当時Aさんは、ノルマ未達で困っている旨を兄へ吐露した。
兄から事情を聞いた母は、「どうせいつか(生命保険に)入るんだから、今は若くて掛け金が少ないし、入ってあげたら!」、と私に代替セールスした。(笑)
私は、生命保険という商品がどういうものか全く知らなかったし、そもそも欲しくなかった。
しかし、私は、Aさんが不憫に感じた。
さらに、「生命保険は、社会人たるものいつか入らなくてはいけないモノであり、若くて掛け金が少ない時が入り時である」旨の母の主張は、世間知らずで、未来について深く考えていなかった私には、主張者が実母であることも手伝って、盲信するに足る説得力があった。
結果、私は、商品説明を一度も聞くことなく、言われるがままに、事前健康診断を受け、契約書に署名&捺印した。

ちなみに、以上については、妻も本質的に変わらないようだ。
私は、自分と妻が「似たもの夫婦」であるのを再認識した。(笑)

ということで、私は、これまでずっと、生命保険に良い印象を抱いてこなかった。
たしかに、過去40日ほど入院し、入院給付金をもらったことはある。
が、額は、支払い総額からすれば微々たるものだ。
私にとって生命保険は、これまでずっと、「社会人の罰ゲーム」だった。(笑)

だが、私も、今秋には43歳になる。
いよいよオヤジである。(笑)
妻との結婚生活も、今夏で二年目に突入する。
そこで、私は、生命保険について一から学ぶべく、過日、ブログネットワーク運営会社のAMN(アジャイルメディア・ネットワーク)が主催した、「生命保険、保険料の秘密公開」なるブロガーミーティングへ参加した。

協賛は、昨年5月に開業した、出資者を既存の生命保険会社以外とする、独立系ネット生命保険会社のライフネット生命保険株式会社
ミーティングの内容についての詳細は、以下(※トラックバック先のブログ記事を含む)をご覧いただきたい。

★1/28(水)開催「生命保険、保険料の秘密公開」ブロガーミーティングのお知らせ(AMNブログ)
http://agilemedia.jp/blog/2009/01/128.html

★1月28日(水)「生命保険、保険料の秘密公開ブロガーミーティング」にご参加いただき、ありがとうございました(AMNブログ)
http://agilemedia.jp/blog/2009/01/post_105.html

★ブロガーミーティング(生命保険立ち上げ日誌/岩瀬大輔副社長さんのブログ)
http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2009/02/post-f323.html

本ミーティングに参加して強く感じた(←初めて知った/理解した/再認識した)ことは、以下の三事項だ。
アラフォー(笑)&生命保険素人の直感事ではあるが、あなたさまの参考になれば幸いだ。
【1】生命保険は、一般の商品と同様、トレードオフを旨とする「非完璧」商品である。

たとえば、定期保険は、死亡保障機能を費用対効果良く有するが、「資産運用」&「年金受給」機能を欠いている(ようだ)。
生命保険は、無形の金融商品とはいえ、全ての機能を持ち得ない。
モノも人も、何かを得れば、何かを失うものだ。

【2】「生保オタク社長(失礼)」が創る生命保険は、「生命(いのち)の宝くじ」である。

「生命保険は、下の子供が大学へ入学したら、解約して構わない!(←子供の教育機会を担保し終えている)」。
この旨おっしゃった出口治明社長(※冒頭画像の方)のプレゼンに、参加者は強く魅きつけられた。
ネガティブな不測事態を数学的に担保していても、オタク心(=商品に対する愛好心)溢れる、確固たる商品哲学に基づいて創られている生命保険には、夢がある。
断じて、「社会人の罰ゲーム」ではない。
夢は、左脳よりも、右脳を強く刺激する。
人は、損得よりも、夢や希望に強く魅きつけられるものだ。

【3】生命保険の購入に欠かせないのは、右脳を中心とする非合理的納得である。

そもそも、生命保険は、目先の「今」ではなく、遠い「未来」を担保する商品だ。
誤解を怖れずに換言すれば、ウォンツ品(⇔ニーズ品)であり、贅沢品だ。
しかも、商品性は、先述の通り「非完璧」だ。
未来をイメージすることは、ハッピーライフを送る上で欠かせない。
が、イメージした未来と現実がかい離するのは、必至であり、不可避だ。
イメージに限りがある未来を「非完璧」なウォンツ品/贅沢品で担保するには、左脳を中心とする合理的納得以上に、右脳を中心とする非合理的納得が欠かせない。
人は、満足度の高い購入意思決定を、非合理的納得に基いて下すものだ。
(だから、ソフトバンクの孫正義社長は、ソフトバンクモバイルの開業時にキャメロン・ディアスをCMに起用した?笑)



私は、近い内、生命保険について妻とディスカスする所存だ。
保険料というより生命保険そのものの秘密(?・笑)を、「伸張が見込めないマーケットへ新規参入する要所」と併せて伝授くださったライフネット生命に、改めてお礼を言いたい。(礼)



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 申し込みから加入までネットで完結できる保険会社が相次いでスタートしてます。”ラ
ネットで加入OK!保険料も低水準な”ライフネット生命”【FP mahaloのライフプランニング】at 2009年02月21日 19:51
この記事へのコメント
初めまして(◎´∀`)ノ
私もライフネット生命のこれからに期待しています!
Posted by mahalo at 2009年02月21日 19:53
私もライフネット生命にはとても興味がありました。
とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
Posted by あろえ at 2010年09月06日 23:23
あろえさん

はじめまして、堀です。
コメントをありがとうございます。
いかなる箇所があろえさんの心を魅了したのかはわかりかねますが、本記事が参考になったようで幸いです。
今後ともよろしくお願いします。(礼)
Posted by 堀 公夫 at 2010年09月07日 06:43