2014年03月29日

大橋巨泉さんの中咽頭がん治療述懐を興味深く聞き入り、苦味の早期回復の理由と本質を推論するの巻

先ほど、たまたま永六輔さんのラジオ(「永六輔その新世界」)を聞いていた所、大橋巨泉さんが電話出演され、昨年いかにして中咽頭がんのステージ4罹患に気づいたか、そして、いかにしてそれを治療したかを述懐くださった。

びっくり箱
大橋巨泉さんにお電話でご出演頂きました。
昨年暮れに中咽頭がんを患い、治療に専念なさっていた巨泉さん。
無事に手術も終え、お身体の具合も良くなってきたそうで、現在の状況と、発覚してから手術に至るまでの経緯や術後の経過、そして副作用などのお話を伺いました。
一時は50kg台にもなったそうですが、今は食欲や味覚も大分戻ってきたそうで、お元気そうなお声に皆さんも安心なさったのではないでしょうか?
4月には、スタジオまでいらして下さるそうなので、お楽しみに!
※番組HP3月29日放送分(↓)から転載
http://www.tbs.co.jp/radio/rokuchan/news/

お言葉一言、一言に強烈なリアリティが感じられ、つい聞き入ってしまったが、後遺症として喪失された味覚の内、苦味と辛味は比較的早く回復するも、甘味と旨味が思うように回復されなかったことは、不謹慎ながらとりわけ興味深く聞き入ってしまった。
何かで、「苦味は元来人間が服毒(無意識かつ不本意に毒物を摂取すること)を回避する最重要機能だ」と聞いたことがある。
素人の推論で恐縮だが、やはり人間の機能回復は、生を担保する度合いの高い機能が優先されるのではないか。


★大橋巨泉さんのご述懐(※全て意訳/私の理解)

治療は、年齢、体力、仕事状況、将来の希望などを全体最適的に考え、手術より、放射線治療を主とした。
だが、後遺症として、体が誤嚥を怖れる(←患部が喉の為)ことも手伝ってか、固形物が食べられないこと(→体力、体重が急減。一日20時間睡眠、72キロが56キロに)と、味覚を失ったことが、とりわけ辛かった(※口の乾きは依然残っている)。
そして、失った味覚の内、苦味と辛味は比較的早く回復するも、甘味と旨味が回復しなかったこと。
療養のピークは年末年始で、好物の伊達巻が全く満喫できなかったのは、本当に辛かった。
視覚だと甘く、柔らかく映るのに、実際の味覚はあたかも布団の綿だった。
同様に、チョコレートは、カカオの味しかせず、ただ苦いだけだった。
アイスは、氷を食べてるだけにしか感じられなかった。
殆ど何を食べても、美味しく感じられなかった。
甘味と旨味の喪失、及び、回復の遅延が体力の回復の遅延を促した、大きな妨げとなったのは間違いない。






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