2004年12月26日

ドンペリを生まれて初めて飲むの巻

fb11a60f.jpgこのドンペリ、出所は彼女だ。(笑)
彼女が取引先の忘年会で景品としてゲットしてきたのだ!
このような縁起物は早く頂かないとバチが当る(?・笑)、ということで、今日二人で飲んだ。
で、肝心の味だが、たしかに不味いことはないものの、大して美味しいとも思わなかった。

敗因は、「飲み屋で開けると、数万円は下らない代物だから・・」などという不埒な気持ちで飲んだからか、と一瞬思ったりしたが、すぐさまそれは違うことに気づいた。
正解は、ドンペリの味を適正に評価できるだけの五感を、私がまだ持ち合わせていなかったから、に違いない。

このように、消費者&使い手の評価判断基準の高低で、価値が上下する商品は枚挙に暇がない。
勿論、車もそうだろう。

また、本質を捉えるならば、これは商品に留まらない。
人格、素養、能力と言った目に見えないモノも同様ではないだろうか。

私は、この考え方をいかに自分の中で消化するか、これが人生の分かれ目と言っても過言では無い気がする。
”今評価できない”モノ&人を除外するのは極めて簡単だ。
しかしながら、それらを評価できて初めて知り得る世界もあるのではないだろうか。

”今評価できない”モノや人をすぐに除外せず、なぜ自分はそれorその方を評価できなかったのか自らに問いかけ、その回答を解決すべく留意or行動したら、ひたすら時が過ぎるのを待つ。
現代は意思決定の速度が死命線であるかのように言われているが、こんなスローライフ(?)な生き方もあるのではないだろうか。

折角、生まれて初めて賞味したドンペリだ。
数年後、「こりゃぁ美味しいね」と心から言えるようになりたい。(笑)







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