2005年01月04日
初売りに行くの巻(2)〜初売りなのに、実車が見られない&見積りがもらえない!?
まずは、チラシを新聞に折り込んでいたA店へ行き、”L”という車のナマ情報を収集することにした。
店に入るや否や、ガスコンロと比較的大きめな鍋が目に飛び込んできた。
瞬間、「そう言えば、『ご来店のお客様におしるこサービス!』みたいなことがチラシに書いてあったっけ」と思い出した。
それは置いといて(笑)、私は要件を済ませるべく、店奥のカウンターに座っていた女性社員に話しかけた。
【私】
すみません。
”L”の実車を見たいのですが・・。
できれば、チラシに出ていた特別仕様車だと助かります。
【女性社員】
”L”ですかぁ・・ちょっとお待ちください。
(と言って奥の事務所に引き込む。)
【私】
(女性社員がなかなか戻ってこないので、イライラし始める。
「勝手に鍋を開けて、おしるこを食べてしまおうか」と気持ちになる。笑)
【女性社員】
(5分位して戻ってきた。)
え〜とですね、”L”は、展示車、試乗車共にありません。
【私】
えっ、無いんですか。(汗)
【女性社員】
はい、こちらには・・。
【私】
それって、チラシに載っていた特別仕様車も・・ってことですか?(大汗)
【女性社員】
はい。
どちらもありません。
【私】
チラシに大きく出ていたので、てっきりお店にあると思っていたんですが・・。
こちらの近くで”L”の実車が見られるお店というと、どこになりますか?
【女性社員】
申し訳ありませんが、こちらではわかりません。
お店に直接お尋ねいただけませんか?
【私】
(一瞬言葉を失う。)
わかりました。
では、”L”のカタログと価格表、それと見積りだけ頂けませんか?
【女性社員】
はい、今カタログと価格表をお持ちします。
ただ、見積りはお出しできません。
【私】
ん、というのは・・?
【女性社員】
今、見積りを書ける営業がおりませんので・・。
ご連絡をお教えいただければ、後で営業マンを行かせますが・・?
【私】
(店内を見渡す。
営業マンらしき男性が一人、カップルと商談している。
その他、店内に営業マンらしき人は居ない。)
・・そうですかぁ・・。
であれば、見積りは結構です。
【女性社員】
では、少々お待ちください。
(カタログと価格表を準備している。
まもなくして、こちらへ戻ってくる。)
こちらがカタログと価格表になります。
【私】
(カタログと価格表が入った袋をもらう。)
ありがとうございました。
失礼します。
(そそくさ、店を出る。)
実車の在庫を確認することなく、お店へ出向いたのは私のミスだった。
チラシでいかに、「初売り開催!」と大きく打ち出されていても、また、表面に車の画像&価格が掲載されていても、在庫確認の電話を入れてからお店へ出向いた方が無難なのだ。
しかしながら、逆ギレする訳ではないが、「チラシの表面にデカデカと掲載した車を店頭に展示しない」、「接客商談ができる営業マンを店に置いておかない」、というのは、顧客満足的に&経営的にいかがなものだろう。
わざわざ店まで出向いて行ったものの、お目当ての商品が無い、大したもてなしもされなければ見積もりさえもらえない・・。
こんな”仕打ち”を受けたお客様は、当分の間(or永遠に?)、その店へ行くことはないだろう。
多額の販売費をかけて商圏のお客様の気分を損ねた販売会社は、新規顧客を獲得できず、その費用の回収に苦慮するだろう。
販売会社は、少なくともマス広告で大きく取り上げている車は店に展示し、店ならではのナマ情報をお客様に伝えるよう営業マンを配置&指導すべきだ。
たしかに、これを実現するのは決して簡単ではない。
詰まるところ、メーカー⇔販社営業本部、及び、販社営業本部⇔店舗の”協働力”が問われることになる。
でも、お客様が望む以上、できる所からこの力を高めて行くしかないだろう。
いずれにせよ、”L”という車をチェキできなかった私は出直し決定だ。(涙)
《B店へ行く→》
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瞬間、「そう言えば、『ご来店のお客様におしるこサービス!』みたいなことがチラシに書いてあったっけ」と思い出した。
それは置いといて(笑)、私は要件を済ませるべく、店奥のカウンターに座っていた女性社員に話しかけた。
【私】
すみません。
”L”の実車を見たいのですが・・。
できれば、チラシに出ていた特別仕様車だと助かります。
【女性社員】
”L”ですかぁ・・ちょっとお待ちください。
(と言って奥の事務所に引き込む。)
【私】
(女性社員がなかなか戻ってこないので、イライラし始める。
「勝手に鍋を開けて、おしるこを食べてしまおうか」と気持ちになる。笑)
【女性社員】
(5分位して戻ってきた。)
え〜とですね、”L”は、展示車、試乗車共にありません。
【私】
えっ、無いんですか。(汗)
【女性社員】
はい、こちらには・・。
【私】
それって、チラシに載っていた特別仕様車も・・ってことですか?(大汗)
【女性社員】
はい。
どちらもありません。
【私】
チラシに大きく出ていたので、てっきりお店にあると思っていたんですが・・。
こちらの近くで”L”の実車が見られるお店というと、どこになりますか?
【女性社員】
申し訳ありませんが、こちらではわかりません。
お店に直接お尋ねいただけませんか?
【私】
(一瞬言葉を失う。)
わかりました。
では、”L”のカタログと価格表、それと見積りだけ頂けませんか?
【女性社員】
はい、今カタログと価格表をお持ちします。
ただ、見積りはお出しできません。
【私】
ん、というのは・・?
【女性社員】
今、見積りを書ける営業がおりませんので・・。
ご連絡をお教えいただければ、後で営業マンを行かせますが・・?
【私】
(店内を見渡す。
営業マンらしき男性が一人、カップルと商談している。
その他、店内に営業マンらしき人は居ない。)
・・そうですかぁ・・。
であれば、見積りは結構です。
【女性社員】
では、少々お待ちください。
(カタログと価格表を準備している。
まもなくして、こちらへ戻ってくる。)
こちらがカタログと価格表になります。
【私】
(カタログと価格表が入った袋をもらう。)
ありがとうございました。
失礼します。
(そそくさ、店を出る。)
実車の在庫を確認することなく、お店へ出向いたのは私のミスだった。
チラシでいかに、「初売り開催!」と大きく打ち出されていても、また、表面に車の画像&価格が掲載されていても、在庫確認の電話を入れてからお店へ出向いた方が無難なのだ。
しかしながら、逆ギレする訳ではないが、「チラシの表面にデカデカと掲載した車を店頭に展示しない」、「接客商談ができる営業マンを店に置いておかない」、というのは、顧客満足的に&経営的にいかがなものだろう。
わざわざ店まで出向いて行ったものの、お目当ての商品が無い、大したもてなしもされなければ見積もりさえもらえない・・。
こんな”仕打ち”を受けたお客様は、当分の間(or永遠に?)、その店へ行くことはないだろう。
多額の販売費をかけて商圏のお客様の気分を損ねた販売会社は、新規顧客を獲得できず、その費用の回収に苦慮するだろう。
販売会社は、少なくともマス広告で大きく取り上げている車は店に展示し、店ならではのナマ情報をお客様に伝えるよう営業マンを配置&指導すべきだ。
たしかに、これを実現するのは決して簡単ではない。
詰まるところ、メーカー⇔販社営業本部、及び、販社営業本部⇔店舗の”協働力”が問われることになる。
でも、お客様が望む以上、できる所からこの力を高めて行くしかないだろう。
いずれにせよ、”L”という車をチェキできなかった私は出直し決定だ。(涙)
《B店へ行く→》
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