「人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること」。
「デジタル大辞泉」は、「批判」の意味をこのように解説している。
人は、元来、独善的な生き物だ。
つい、客観性を失い、誤った行動をとってしまう。
ゆえに、人は、他者からの批判が欠かせない。
他者を批判する際、NG行動がいくつかある。
そのひとつは、“その”人の過去(の出来事)や人格に言及し、それを誤った行動の根本原因として結びつけることだ。
批判の主眼は、“その”人が誤った行動を繰り返さないことにある。
このNG行動は、余程“その”人の過去&現在&資質を正しく理解し、余程“その”人と強い信頼関係を構築できていない限り、高確率で、この主眼が達成できなくなるばかりか、“その”人をダメにしてしまう。
以下(※文頭に×印が付いた方)は、このNG行動を、「当月目標を達成できなかった部下とそれを批判する上司」で例示したものだ。
参考までに好例(※文頭に○印が付いた方)も示しておく。 続きを読む