2008年04月21日

NHKスペシャル「日本野球は"宝の山"〜大リーグ経営革命の秘密」の録画を見るの巻

昨日、一月に放映されたNHKスペシャル「日本野球は"宝の山"〜大リーグ経営革命の秘密」の録画を見た。

当番組は、大リーグ球団が、1990年代半ばに起きたストライキを経て、今いかに真っ当な経営&マーケティングに勤しんでいるか、日本の球団との対比を織り交ぜながら、昨年優勝したボストン・レッドソックスにスポットライトを当てて解説していた。

当番組が言わんとすることは、とてもうなづけるものだった。
とりわけうなづいたのは、「『選手が、どのようなプレーに注力し(例:投手は野手の力に極力頼ることなく自らの力で打者を打ち取る)、結果どのようなパフォーマンス(業績)を達成すべきか(例:三振数を極大化し、四球数を極小化する)』、即ち、『チームの勝率を構成する”選手の業績評価指標(例:<三振数/四球数>)”』は、チームの経営者が自らの判断において定義しなければならない。」、ということだ。

このことは、当然と言えば至極当然である。
が、日本の球団はもちろん、一般企業においても、なかなか実践されていない。

それは、なぜか?
私は、原因を以下の四事項と考える。  続きを読む
Posted by masterhori at 05:58Comments(2)TrackBack(0)