2008年06月26日

「予告.in」を構築なさった矢野さとるさんを褒め称えるの巻

昨今、webの掲示板へ事前に犯行を予告し、確信犯的に残忍な犯行を行う輩が後を絶たない。
そんな中、6月12日、そうした犯行の抑止を主眼とするwebサイト「予告.in」がオープンした。

「予告.in」を構築なさったのは、字幕in株式会社の代表取締役を務める矢野さとるさんだ。
かねてから「コミュニティの悪い書き込みとかをなんとかしよう!」と考えていた矢野さんは、増田寛也総務相がインターネット上の犯罪予告検知ソフトウエアの開発費を来年度予算の概算要求に盛り込む旨述べた報道に触発され同サイトを二時間で構築なさった。

犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」(2008年06月12日付ITmedia News
「予告.in」が1日で進化 携帯版も構築中(2008年06月13日付ITmedia News)

「予告.in」がオープンして二週間が経った。
トップページの「逮捕者の記録」を見ると、現時点(6月26日19時)で書類送検&逮捕者の総数は24人に上っている。
同サイトは、確実に残忍な犯行を抑止している。

私は、「予告.in」を構築なさった矢野さんを、とりわけ以下の点から褒め称え(=肯定評価し)たい。(敬礼)  続きを読む
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2008年06月22日

Iさんとオフ会を実施して「本web(ブログ)のコンテンツは今後も細部まで抜かりなく創りこむべし!」と決心するの巻

昨日、Iさんとオフ会を実施した。

これまで私は、Iさんとメールで数回コミュニケートさせていただいていた。
これまでIさんは、本web(ブログ)を熟読くださっていた。
だから、私は、初対面感ゼロ&膝詰めで、教示と触発に富むオフ会を実施することができた。

Iさんとオフ会を実施して決心したのは、「本webのコンテンツは今後も細部まで抜かりなく創りこむべし!」ということだ。
というのも、読者さんが本webのコンテンツを想像以上に熟読&活用してくださっていることを、つくづく知ったからだ。  続きを読む
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2008年06月19日

「決断力」と「混迷の時代を往く」を再読し羽生善治さんが強い理由を考えるの巻

48f7889f.JPG6月17日午後8時10分、羽生善治さんは、第66期名人戦第六局において森内俊之名人を降し、永世(19世)名人となった。
当日、第5局に続いて朝日新聞社主催の大盤解説会へ参加していた私は、森内さんが投了した旨の知らせに歓喜すると共に、羽生さんへの敬意が深まっていくのをひしひしと感じた。

この感慨は自覚している以上に強く、私は、お開きになったにも関わらず、会場をすぐに出ることができなかった。
そして、解説を務めてくださった豊川孝弘六段へ以下を質問してしまった。

羽生さんが強い理由を一つ挙げるとすれば、何だとお考えになりますか?

豊川さんは、以下の旨答えてくださった。

努力の量だと思う。
私は、羽生さんと奨励会で同期だが、当時羽生さんのご両親は、「(息子は、将棋の勉強をしに)部屋に入ると、閉じこもってなかなか出て来ない」とおっしゃっていた。
才能がある上に努力の量がものすごい。
だから、(羽生さんは)強いのだと思う。

かつて、羽生さんは、NHKの「プロフェッショナル」に出演なさった時、こうおっしゃった。

才能とは、一瞬のひらめきやきらめきではなく、情熱や努力を継続できる力だ。

だから、私は、豊川さんの答えを聞いた瞬間、「やはり、そうか」と思った。
が、先述の感慨が強過ぎたせいか、どこか物足りない感を覚えた。
そこで、帰宅するや否や、羽生さんの著書である「決断力」と直近のインタビュー記事「混迷の時代を往く(将棋世界 2008年3月号)」を再読し始めた。  続きを読む
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2008年06月16日

かつての教え子のOさんから管理職に昇格した旨のメールをもらって嬉しくなる&自己変革の要所について再考するの巻

私は、サラリーマン時代(自動車メーカー在籍時)、宮城県で数年間暮らした。
ある時は系列販売会社の経営&販売指導員として、またある時は系列販売会社の営業本部員として、破天荒なことばかり行った。(笑)
そして、数多くの失敗と少しばかりの成功を経験した。
もちろん、それらはいずれも今日の私の血肉だ。
ということで、宮城県は、私にとって第二の故郷であったりする。

その宮城県で、一昨日の午前8時、一大事が起きた。
そう、岩手・宮城内陸地震だ。
報道によると、本地震の被害は甚大だ。
本地震に罹災された方、並びに、罹災なさった方と親戚&知人関係にある方には、心からお見舞いを申し上げたい。(敬礼)

かくいう私は、本一大事を知ると、両県に住む友人&知人の携帯宛へ、お見舞いと安否確認のメールを送信した。
まもなくして、一通、そして、また一通と、無事の旨の返信メールが届いた。
私は安堵の胸の撫で下ろすと共に、以下のメールを読み、時節柄不謹慎ではあるが嬉しくなった。
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2008年06月08日

第66期将棋名人戦第五局の大盤解説を朝日新聞社で見るの巻

e0d786f4.JPG一昨日、私は、森内俊之名人羽生善治二冠が挑戦する第66期将棋名人戦第五局の大盤解説を見に、朝日新聞社(東京都中央区)を訪れた。
理由はもちろん、「敬愛する羽生さん永世名人になる歴史的瞬間に立会いたかったから」、だ。(笑)

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2008年06月05日

日本電産の永守重信社長が「カンブリア宮殿」でおっしゃったお話に深く考えさせられるの巻

日本電産の永守重信社長が、「カンブリア宮殿(製作:テレビ東京)」へ5月26日6月2日の二回に渡って出演され、独自の経営哲学&経営手法について述べられた。
私は、多々共感すると共に、6月2日放映分の以下のお話に深く考えさせられた。  続きを読む
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2008年06月02日

”三河仏壇職人集団アートマン・ジャパン”を主宰する都築数明さんのモノ創り哲学と生き様に心底感動するの巻

0dd3e806.JPG冒頭から余談だが、私が初めて欲しいと思った車.は、ランボルギーニ・カウンタックだ。(笑)
初めて見た瞬間、「これ、欲しい!」と思ったものだ。(笑)

当時小学生の私は、なぜ、初見のカウンタックが欲しくなったのか?
もちろん、「小学生ゆえ金銭感覚を欠いていたから(→買おうと思えば普通に買えると勘違いしていたから)」というのは大いにある。(笑)
が、当時他のスーパーカーは欲しくならなかったことを勘案すると、「心底感動したから」が正解だ。

では、当時私は、カウンタックの何に心底感動したのか?
もちろん、直接的には、あの、戦闘機を思わせる、車とは思えないデザインだ。
が、オヤジになった今感じるのは、多々あったであろう周囲の反対や障害の中自説を貫いた、チーフデザイナーのマルチェロ・ガンディーニさんの自動車哲学と生き様だ。

以上の過去と持論を持つ(笑)私は、一昨昨日、久米さん(久米繊維工業株式会社代表取締役)の会社を再訪した
というのも、久米さんが、先だって「これ、欲しい!」と思ったTシャツのデザイナーさんである、”三河仏壇職人集団アートマン・ジャパン”の主宰者都築数明さんを招いて、モノ創り哲学と生き様がうかがえること必至のトークライブを催してくださったからだ。  続きを読む
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