私は、ここで吐露しているように、イタリアのスーパーカーが好きだ。(笑)
イタリアのスーパーカーが好きなのは、唯一無二のスタイリングと排気音が私の官能を狂おしいまでに喜ばせてくれるからだ。(笑)
車の存在意義は、つまるところ、人の官能を喜ばせることしかない。
不肖私は、そう思っている。
というのも、物理的な移動に帰結させてしまうと、コストやリスクの面で他の乗り物に叶わないからだ。
人の官能を喜ばせるモノ(※有形無形は不問)とは何か。
それは、唯一無二の志と技術を持つ創り手が、唯一無二の価値を創出するべく、使い手目線で自助努力を尽くした産物だ。
私は、一昨昨日、エンツォ・フェラーリのデザインを手がけた工業デザイナーの奥山清行さん(Ken Okuyama Design CEO)の講演(「人生を決めた15分、創造の1万分の1」)を拝聴し、そう確信した。 続きを読む