2010年05月26日

「音楽は自由にする(著:坂本龍一さん)」を読み、言語化への無茶な期待を改めるの巻

私がこうして未知の人向けに自分の考えを言語化するようになり、8年になります。
すっかり慣れたかと思いきや、そんなことはつゆもありません。
今なお、「自分が本当に言いたいことはこんなんじゃないんだよな」とか「これじゃ読者からすると意味不明だよ」など心の中でつぶやきながら、一行書いてはまた消す、の繰り返しをしています。(笑)

原因は何でしょう。
これまで私は、文章力の低さのせいにばかりしていました。
しかし、過日、坂本龍一さんの著書「音楽は自由にする」の以下の箇所を読み、少なくともあと一つあることに気づきました。  続きを読む
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2010年05月19日

「ゲゲゲの鬼太郎」の著者の水木しげるさんと「ゲゲゲの女房」こと奥さまの武良布枝さんの名言に多々考えさせられるの巻

今朝、「あさイチ」なるNHKのテレビ番組に、「ゲゲゲの鬼太郎」の著者の水木しげるさんと「ゲゲゲの女房」こと奥さまの武良布枝さんが出演なさっていました。


私は、日頃この番組を視聴することは無いのですが、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が高視聴率なようなので、支度をしながら視聴しました。(笑)
結果、非常に名言が多く、多々考えさせられたので、少し記しておこうと思います。

私がとりわけ考えさせられたのは、ゲストの倉田真由美さんのご主人の会社が倒産してしまったことに対する布枝さんの以下の旨のお言葉です。  続きを読む
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2010年05月17日

三浦弘行八段のインタビューコメントが胸に刺さるの巻

昨夕、まとまった時間が少しできたので、未精読の書籍をいくつか精読しました。
その中には将棋の専門誌である「将棋世界(2010年5月号)」があり、現在第68期将棋名人戦にて羽生善治名人に挑戦している三浦弘行八段の以下のインタビューコメントが胸に刺さりました。  続きを読む
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2010年05月08日

勝間和代さんをかくも一方的に批判しまくるコストは本当に見合う、報われるのかを考えるの巻

ここ数日、勝間和代さんがネット上で叩かれまくっています。
司会を務めるテレビ番組(「デキビジ」)でのゲスト(西村博之さん)との議論が議論の体をなさなかったためで、勝間さんに対するネガティブコメントがブログやtwitterに溢れています。

議論の内容を見ると、たしかに、司会としての勝間さんの議論の進行には、以下のような叩かれても致し方ない不適切な行動が散見できます。
<1>話題を無脈略的にコロコロ変える。
<2>議論が噛み合わないと、「だめだこりゃ」なるコメントを発する。
<3>議論がひとしきり終わると、「今日は一番(対談が)やりにくかった」旨コメントする。
これらは、議論の進行を妨げ、ゲストと視聴者を落胆させるに十分です。

とはいえ、私たちは、勝間さんをかくも叩きまくる必要があるのでしょうか。
私たちは、勝間さんをかくも叩きまくって何になるのでしょうか。

断っておきますが、私は「勝間さんを擁護しよう!」と言っているのではありません。
私が言いたいのは、不適切な行動をしてしまった勝間さんに対し、勝間さんが抗弁や反撃ができないこと(=私たちが不敗かつ安全な立場に居ること)をいいことに、不適切な行動の内容に留まらず、それを招いたと推量される資質や習性を私たちが代わる代わる執拗に批判することが、どれほど私たち自身に肯定的な影響を与えるのか、つまり勝間さん的に言えば、「かくも一方的に批判しまくるコストは本当に見合う、報われるのか?」ということです。  続きを読む
Posted by masterhori at 07:21Comments(1)TrackBack(0)