一昨日の夜、妻の実家の雌犬が他界しました。
彼女の名前はサリーといい、生を受けて15年目のことでした。
私は、サリーが近頃トイレや食事が一人でできなくなっていたのを知っていましたので、「この日」が来るのはそう遠くないと思っていました。
でも、かくも早く来るとは思っておらず、いざ訃報を聞くと、激しく動揺しました。
まもなく、母(2004年)や父(2006年)も「この日」が思いがけず早く来たのを思い出し、動揺は収まっていきましたが、代わりに悲しみや遺憾がこみ上げてきました。
なぜ、近親者の死は、人をかくも滅入らせるのでしょう。
このふと思いついた疑問に対し、私は三つの答えを考えました。 続きを読む