
理由は一点、8年前佐賀で偶然出会った素敵な通勤電車を作った人の人となりと思考習性が肌で知りたかったからだ。
「作るべきは芸術ではなく、商品。アーチストではなく、職人たれ。アーチストは理想」。
水戸岡さんは、クライアントではなく利用者(最終顧客)のために良い仕事をし、良い商品を作るよう、絶えずこう自戒しておられるという。
その口調と態度は正に職人のそれで、昨今流行りのプレゼン然したプレゼンと真逆だったが、底流に[仕事][個人][社会]の各々と連関に対する深遠な哲学、そして、その信念を強烈に感じた。
最も強烈に感じたのは、もはやリビングと言うべき、ソファや大きな窓をしつらえた電車(※以下、イメージ画像)を作り、時速15キロでの走行を構想している(が、現時点では周囲になかなかピンと来てもらえていない。苦笑)旨のお話だ。



この構想における水戸岡さんのココロは何か。
誤解を恐れぬ私の理解(笑)は、以下の通りだ。 続きを読む