しかも、メジャーの超常連かつ実績者でもあるフィル・ミケルソンと二人旅の死闘を演じ(3位と大差をつけて)、タイガー・ウッズのコースレコードを破って。
The Open - 全英オープン@TheOpenJPHステンソン「スウェーデン人として、わたしがこのトロフィーを(最初に)掲げる選手になれたことを誇り感じている。スウェーデンのゴル フ界にとっても、特大の出来事だ」 https://t.co/OLRzXZMCDe
2016/07/18 05:35:19
ステンソンは、過去準メジャーは何度か制しているものの、メジャーを制したのは今回が初めてだった。
怪我とスランプ。
周知の通り、これはプロ・アスリートの宿命だ。
ステンソンもご多分に漏れず、この宿命に見舞われ、「どん底」を味わったというが、その傷跡は全くうかがえず、終始強かった。
また、解説の青木プロと丸山プロが絶えず感心、賞賛していた通り、今回のステンソンのプレイ、それもとりわけパッティングには「怯み」や「躊躇」、ひいては「迷い」が全くうかがえず、終始安定していた。
「迷い」の無さ。
ステンソンはこの点においてミケルソンを紙一重で凌駕し、そして、勝った。
何がステンソンから「迷い」を奪ったのか。
戸張キャスターと森下アナは各々ミケルソンを「スーパー・ルーザー」、「グッド・ルーザー」と称え、その絶えざるスーパー・プレイと猛チャージを挙げたが、加えて青木は「どん底」の経験と、挙句の「開き直り」の開眼を挙げた。 続きを読む