2016年12月16日

ロシアでテスラのアフターサービスがユーザーに運営されている旨の報道を読み、破壊的イノベーションの効用を再認識するの巻

日本で「破壊的イノベーション」、および、その成果物の登場の緊急性が唱えられて久しいが、依然世に登場する成果物は「持続的イノベーション」のそれだ。
なぜか。
私は以下の報道を読み、こう直感した。
主因の一つは、破壊的イノベーションの効用の無理解、ならびに、無期待ではないか。


なんと、ロシアには、テスラが公式デリバリーされていないにもかかわらず、ユーザー/顧客が300人も居るという。
そして、それは、イゴール・アンタロフさんという熱狂上客(笑)、ならびに、彼が責任者を務めるオーナーズクラブが、セールスからアフターサービスまで、更にはオーナーコミュニティの運営から充電ステーションの建設まで、自主的に運営しているからだという。

 

言葉や報酬を必要としないデキかつ持続的な「たった一人の」同志、および、共同経営者との巡り会いを可能にすることも、破壊的イノベーションの有意かつ立派な効用に違いない。
私は驚愕と感心の果て、こう再認識した。  続きを読む
Posted by masterhori at 06:59Comments(0)TrackBack(0)