私は「羽生ヲタ」である。
依然、日本将棋連盟は大嫌いだが、羽生善治は大好きである。
余りに好き過ぎ、尊敬し過ぎて、総理大臣になっていただきたいとさえ思っているのである。(笑)
その羽生が、このたび第30期竜王戦で渡辺明竜王を下した。
羽生が初めてタイトルを取ったのはこの「竜王」で、19の時である。
それから約30年経ち、羽生はこのたび15年ぶり、7度目の「竜王」になった。
そうである。
遂に、最後の「永世」タイトルである「永世竜王」の有資格者、「永世」全7大タイトル有資格者である「永世七冠」、になったのである。
本件は「羽生ヲタ」、かつ、対象は違えど同世代のビジネスプレイヤーの私にとって感無量だが、同時に、様々考えさせられる。
ついては、昨年の三浦弘行九段の一件以来、将棋、および、その関連の論考を控えてきたが、下手の横好きを棚に上げ(笑)、以下の二事項のみ改めて論考、もとい、妄想(笑)してみたい。
【Q1】
なぜ羽生は、「竜王」に返り咲けたのか?
なぜ、この第30期竜王戦を勝利できたのか?
【Q2】
なぜ羽生は、「永世七冠」になれたのか?
なぜ羽生だけが、全てのタイトル、全ての対局形態、で持続的に強いのか?
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