2005年07月22日

藤田晋社長と奥菜恵さんのご多幸を祈念するの巻

サイバーエージェントの藤田晋社長が、自らのブログで、奥様であり女優の奥菜恵さんとの離婚を報じた
勿論私は、藤田社長、奥菜さんの双方共に面識は無いが、かつて離婚を経験しているのと、小さいながらも会社を経営している為か、お二人が下したこの決断を残念に思うと同時に、心穏やかでない。
「男と女の愛情は永続不可能なのか?」
「夫としての成功と経営者としての成功は背反関係にあるのか?」
「夫婦のコミュニケーションは一定の時間&場の共有がマストなのか?」

私の心が穏やかでないのは、私の古傷とも言えるこうした問いが次から次へと想起されるものの、それらに対して何一つ明快かつ合理的な返答ができない自分に焦燥感を抱いているからかもしれない。

私は離婚をした時、尊敬するある先輩から次のように言われた。

「離婚は、夫婦という大人が自ら引き起こした喧嘩を解決できなかった結果だ。」

これを言われた時、私は、人間としての能力の低さ及び未熟さを恥じた。
自分は、それなりに難易度の高い仕事を全うできるようになった。
即ち、世の中に存在する問題を解決する能力が身に付いてきた。
自らを恥じたのは、こうした思いが妄想であることを思い知らされたからだ。

あれから数年が経った。
私は希望していた企業経営者となった。
私は個人&企業の問題を解決し、対価を頂戴している。
私を”only one value provider”として高く評価してくださるみなさまには、感謝しきりである。

そんな私が抱いているのは、まだ妄想なのだろうか?
藤田社長の離婚報道で自分に対し焦燥感を抱くのだから、その可能性は十分ある。

私は、とにかく、今をもっともっと大事にしなければいけない。
私は、これまで以上に、自分に対して厳しく、人に優しくあらねばならない。
私は、自助努力できる領域を広めると共に、その深度を深くしていかねばならない。

これらの決意を新たにさせてくださった藤田社長と奥菜さんのご多幸を祈念申し上げる。(礼)



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