2006年03月16日

プロフェッショナル声優のUさんにノックアウトされるの巻

812fc1ff.JPG私は、某企業の営業改革を支援している。
改革の方向性は、属人営業から組織営業への転換。
これにより顧客満足と従業員満足を共に高め、営業生産性の向上を図っている。

組織営業に欠かせないのは業務手順書、いわゆる、”営業マニュアル”だ。
私は、該企業の営業管理部門の方々と営業マニュアル(※冊子)を制作した。

同時に、業務内容を例示をしている会話部分は、声優さんに読み上げてもらい、CDにした。
CDを聞くのは、冊子を読むより断然とっつき易く、通勤や移動中でもOK。
しかも、繰り返し聞いている内に、行うべき業務内容が頭に残る。
忙しい営業部門の方に営業マニュアルの理解を深めてもらうのに、冊子のCD化は費用対効果が高い。

この度、昨年制作した営業マニュアルを一部改訂することになり、改めてCDを制作することになった。
そして、本日、私は、該企業の営業管理部門の方々とスタジオでの録音に立ち会った。
私が出会った声優さんは四名。
いずれも素晴らしい声優さんだったが、その中のUさんは正にプロフェッショナル。
私は思い切りノックアウトされた。(笑)

なぜ、私はUさんをプロフェッショナルだと思ったのか?
それは、大きく二つの理由がある。

一つ目の理由は、高い技術を持っておられたから、だ。
Uさんは、声の高さ、発声速度、会話の抑揚、言葉と言葉の間(ま)のいずれをとっても完璧だった。
私が、Uさんにリテークをお願いすることは、一度も無かった。

二つ目の理由は、出演人物が抱くその時々の心情を正確に読み解いておられたから、だ。
私が、Uさんに出演人物の心情を補足説明することは、一度も無かった。

どんなビジネスであれ、技術は、伝えたいメッセージを表現するための手段に過ぎない。
いくら技術が優れていても、伝えたいメッセージが明確でない、もしくは、正しくない場合、それは評価されない。
ただ、伝えたいメッセージが明確で、正しくても、それを表現するに相応しい技術が無い場合、それは伝わらない。
つまり、ビジネスにおいて、技術とメッセージは共に欠かせない、ということだ。

ちなみに、Uさんは、自分が好きな声というのは特に無く、クライアントはもちろん、お友達や恋人のニーズが叶うよう適宜発声を変えておられるようだ。
これにはとても驚いた。
Uさんは、人の心を読み解き、それを高い技術で表現する、生まれもっての声優&マーケットイン実践者に違いない。(笑)

とにかく、Uさんのお陰で、高品質な営業マニュアルCDを制作することができた。
このCDは、必ずや、該企業の営業部門の方にとって、大きな助けになるだろう。


seiyusan



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