2006年04月12日

トヨタ生産方式の哲学を学ぶの巻

関東自動車工業にお勤めになられた村山勝彦さんが講師を務めるセミナーに出席した。

同社が、トヨタグループの完成車メーカーとして確固としたポジションを築いているのは周知の通りだ。
同社において事業部長を務められた村山さんが、”トヨタ生産方式”に基づく生産管理のプロでいらっしゃることは想像に難くない。
私は、プロから学ぶ”トヨタ生産方式”の哲学は、経営やマーケティングにも必ずや活かせると考え、村山さんの教えを真摯に請うた。
約二時間のセミナーにおいて、強く印象に残った教えは以下の三つだ。

【1】設備の改善は、作業の改善を済ませてから着手する。
→人が行う作業を改善するのが先。この改善が終わらない内に、設備を改善、即ち、技術を刷新しても、抜本的な改善は見込めない。

【2】改善を図る為の最適技術の選択判断基準、及び、極限値の設定基準は、「それが真に付加価値を創出するか(=収益向上にどう繋がるか)?」。
→ビジネスは収益を上げることが目的であり、”その”技術や”その”作業”が真に付加価値を創造するか、という基準でそれらを判断、設定することが重要。

【3】異常が出ない仕組みを作る。
→仕組みが品質を保証できるようにする。異常が出ることを想定して、品質保証に多大なコストを投入するのは筋違い。品質を「検査(※コスト大)」しなくても「確認(※コスト小)」すれば足りる仕組みを作る。

さすがトヨタ生産方式、奥が深い。(汗)
いずれの教えも、間違いなく、経営やマーケティングにも活かせる。

私は、この場を借りて村山さんにお礼を申し上げると共に、弊社商品のブラッシュアップを図る所存である。(笑)



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この記事へのコメント
トヨタ生産方式。
私の会社でも、従業員の必須教育項目に取り入れられています。
正直言うと、業種によってこの生産方式が正解かどうかわかりませんが、多くの事を学べるものであると思います。
少なくとも、世界のトヨタを作り上げた根底としてあるこのトヨタ生産方式は、多くの業種が目を向ける「説得力」があるんでしょうね。

∠(`・ω・´)敬礼!。
Posted by やたすけ at 2006年04月16日 21:37