2006年04月28日

DAZZLE(ダズル)のオープニングパーティへ行くの巻

4a9f429a.JPG私は、新川義弘さんを尊敬している。
それは、新川さんが、著書「愛されるサービス」の中で提唱している「ホスピタリティは50:50の関係から生まれる」を、地でいかれているからだ。

愛されるサービス
新川 義弘
かんき出版
2006-03-07


つい先日など、新川さんは、私が夜半に送ったメールに対し、20分とかからない内にお返事をくださった。
たかだか私ごときのメールをここまで気遣ってくださる企業経営者は、新川さんをおいて他にいない。

その新川さんが社長を務める株式会社HUGEが、レストラン”DAZZLE(ダズル)”を銀座に出店し、本日オープンさせた。
新川さんを尊敬し、かつ、美味しい食べ物、素敵なお店、ハートフルなサービスに目が無い私は(笑)、cafe REGOLETTO(カフェ・リゴレット)に引き続きアット・エイドの宮本社長と同店のオープニングパーティへ行った。
私と宮本さんが同店に到着したのは19時半。
赤絨毯が敷かれた入り口で、数日前に同社の取締役に昇格された神山満さんが、持ち前の人懐っこい笑顔で、我々を歓迎し、エレベーターへいざなってくれた。
私は、神山さんが、新川社長の経営業務をより力強くご支援されると共に、経営者として有意義なキャリアを創られるよう祈念している。

kamiyamasan

エレベーターが8階に着いた。
ドアが開くと、素敵なオープンキッチンが飛び込んできた。
改装工事が終わってから約一週間とのこと。
諸準備が不十分であることが容易にうかがえるが、料理人さんの動きはgood。

kitchen02

kitchen01

キッチンの隣はバー。
照明とカウンターのラウンドが好印象。
バーテンさんの動きも、料理人さんに負けず劣らずgood。

bar

バーの隣は個室。
6人程度で会食できるスペースがある。
雰囲気は、落ち着いていながらも品の良い色気も漂っている、といった感じだ。
カップルがお忍びデートをするのはもちろんのこと、ビジネスの密談にも向いていよう。(笑)

koshitsu

そろそろ新川さんのスピーチが始まりそうな予感を感じた私と宮本さんは、メインダイニングがある9階へ行こうと、9階行きのエレベーターへ移動した。
(※1階から昇ってきたエレベーターとは別モノ。)

移動中、同社のPRを担当されている秋山あゆさんを発見した。(笑)
秋山さんは、チャイナドレスを身にまとい、とても素敵だった。
私は、秋山さんに直接お目にかかるのは初めてだったが、ご自身が運営されているブログを何度か拝見していたので、初見感は全く無かった。(笑)
ということで、記念に一枚パチリさせていただいた。(笑)

akiyamasan

私と宮本さんは、9階行きのエレベーターに乗り込んだ。
ちなみに、そのエレベーターは、ちょっと面白い。(笑)
面白い理由その1は、出口が入口の90度横であることだ。
面白い理由その2は、昇降速度が、遅からず、早からず、絶妙にチューニングされていることだ。
さすが新川さん、エレベーターにも抜かりが無い。(笑)

エレベーターが9階に着いた。
ドアが開くや否や、ビルの最上階を使った高さ9メートルのメインダイニングが目に飛び込んできた。
正に非日常の贅沢な空間だった(※一枚目の画像を参照)。
私は、まるで宝石を思わせる照明に強く魅かれた。

floor02

次に、巨大なワインセラーが目に飛び込んできた。

wine01

ワインセラーに見とれている私に、宮本社長が次のようにおっしゃった。
「堀さん、もう二度と無い機会だから、ワインセラーの中を見てみましょう。」
勿論、私はひとつ返事でOK。

私は、中に入るや否や、陳列されているワインの数に圧倒された。
新川さんのお話によれば、陳列してある高さと価格は比例関係にある、とのこと。
私も企業経営者のはしくれだ。(笑)
死ぬ前に一度は、一番高い位置に陳列してあるワインをオーダーし、同伴した友人をサプライズさせたいものだ。(笑)

wine02

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招待客は、予想を遥かに超えて多かった。
きっと大半は、私と同じように、新川さんのホスピタリティにノックアウトされた方であるに違いない。(笑)

floor01

まもなくして、新川さんが、スピーチを始められた。

speech

そして、このお店を設計&施工した業者さんを、次に、メインシェフを、最後に、著書「愛されるサービス」に登場するスーパーサービスマンの高田繁幸さん(※このお店の店長さん)、浅居知明さん、中川彰子さんを紹介した。

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ちなみに、今回、私は、宮本さんのご厚意で、浅居さんと直接お目にかかることができた(※↑の画像の左端の方)。
私は、浅居さんから実直さを強く感じた。
テーブル担当者が浅居さんなら、小市民の私でも、気後れせずにオーダーできるかもしれない。(笑)

新川さんが店舗スタッフを紹介し終えると、眼前にバースデーケーキが用意された。
新川さんは、子供のように破顔した。
”(サービスの)神様”も人間だったようだ。(笑)

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セレモニーが終わり、私と宮本社長は、バーがある8階へ降りた。

宮本さんは、さすが飲食業界の重鎮だ。
次から次へとお声がかかり、歓談を始めた。
私は、宮本さんと歓談された方の内、とりわけ二人のビジネスプロフェッショナルに触発された。

お一人目は、某ビールメーカーの販売部長を務めるAさん。
Aさんは、先述の浅居さんと同様、とても実直な方だ。
新川さんがAさんにこのお店のビールを任せているのがわかるような気がした。

お二人目は、かつてグローバルダイニングでバイスプレジデントを務められ、現在コンサルティング会社を経営されているKさん。
私は、約一年半前に、Kさんと権八あざみの店のオープニングパーティでお会いし、メールのやり取りを一度させていただいたものの、その後は無沙汰をしてしまっていた。
にも関わらず、Kさんは、私の名前と顔のみならず、個人的に運営しているHPの内容まで覚えていてくださっていた。
宮本さんがKさんを「経営と現場の両方に通じている」と絶賛するのがわかるような気がした。

こうしている間、私は、素敵なバーテンさん(※本名は漆戸正浩さん、愛称はMASAさん)と出会った
MASAさんはオーダーが無い時でも、視界に入るお客さまの一挙手一投足を見ながら、非常に小気味良く動いている。
私が宮本さんの分を含めて数杯オーダーすると、MASAさんは、いつも見事な手際と表情で対応してくださった。
私は、この日、殆ど食べ物にありつけなかった(涙)こともあり、MASAさんが作ってくれたドリンクに心身救われた。(笑)

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そうこうしている内に、時計の針は10時30分を過ぎた。
私と宮本さんは、ダズルを後にした。

ダズルは、決して安いお店ではない。
再訪するには、それなりの理由が必要だ。
私の場合、MASAさんに会うことが、ダズルを再訪する理由になりそうだ。(笑)

今日は、素敵なお店とハートフルなサービスを満喫することができた。
新川さんと宮本さんには、改めて感謝、感謝である。(敬礼)



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