2006年12月20日

「リトル・ミス・サンシャイン」を観るの巻

3a87f411.jpg今日、アット・エイドの宮本社長の計らいで、「リトル・ミス・サンシャイン(監督:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス)」を試写会にて観た。

私は、離婚を経験している。
また、こちらにも書いた通り、愛情を体感することなく父親を失っている。
私は、”家族のなんたるか”に精通している人間とは到底言えない。
このような背景を持つ私に対し、本映画は”家族のなんたるか”を以下教示してくれた。
1.家族は、たとえどんな時でも、一緒に居るべし。
(→されば、幸せになれる、幸せを分かち合える。)

2.家族は、問題や目標に対し、全員で立ち向かうべし。
(→されば、問題は解決する、互いの絆は強固になる。)

3.家族は、互いにお節介であるべし。
(→されば、勇気づけられる。)

4.家族は、互いに胸襟を開いてコミュニケートするべし。
(→されば、分かり合える、うまくいく。)

5.家族は、互いの人格や可能性を信じるべし。
(→されば、当人が、ひいては全員が成長する&幸せになれる。)

上映後、私は、とてもすがすがしい、明るい気持ちになった。
私は、本映画が、”家族のなんたるか”を教示してくれたことに加え、このような快活な気持ちにさせてくれたことに、心から感謝した。

ちなみに、本映画は、第19回東京国際映画祭で、最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、観客賞の三冠に輝いている。
私は、生来、客観的&歴史的権威に”ガッテン”できない人間だが、これについては大いに”ガッテン”できた。(笑)


リトル・ミス・サンシャイン [DVD]
アビゲイル・ブレスリン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2012-09-05




▼その他記事検索
カスタム検索

トップページご挨拶会社概要(筆者と会社)年別投稿記事/2006年

この記事へのトラックバックURL

この記事へのトラックバック
 いやー素晴らしかった。笑い過ぎて、涙が出た。例によって、予備知識ゼロで観た米映画「リトル・ミス・サンシャイン」(監督はジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス夫妻)。とんでもなくおかしく、途方もない傑作である。単に傑作とすればいいのに、わざわざ「とん....
人生はミスコンと同じぐらい馬鹿げているのか〜「リトル・ミス・サンシャイン」の衝撃【万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記】at 2007年01月12日 12:35
基本情報 「リトル・ミス・サンシャイン(Little Miss Sunshine)」(2006、アメリカ) 監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス 脚本:マイケル・アートン 製作:アルバート・バーガー、デヴィッド・T・フレンドリー 出演:グレッグ・ギニア、トニ・コレット、 ....
映画レビュー#38「リトル・ミス・サンシャイン」【Production Rif-Raf】at 2006年12月29日 09:40
ヤバイです。これは凄く面白い! yanksのツボにピッタリとハマりました。ホント、最後は大爆笑で涙がとまりませんでしたから...。
『リトル・ミス・サンシャイン』【映像と音は言葉にできないけれど】at 2006年12月24日 07:54
2006/12/20(水) 【イイノホール:霞ヶ関】 宣伝に頼らず、口コミで全米を沸かした作品だけあって巧みです。 シラけた支離滅裂なおふざけムービーを装って、個性の対立が調和に
リトル・ミス・サンシャイン【ナナメ考察】at 2006年12月22日 02:44
(原題:LITTLE MISS SUNSHINE) ----この映画って、東京国際映画祭で三冠を受賞したんだよね。 監督が夫婦ってことでも話題になっていなかった? 「そう。 その最優秀監督賞に加えて 最優秀主演女優賞、そして観客賞。 もっともすでにサンダンス映画祭で上映され、 配給権を...
『リトル・ミス・サンシャイン』【ラムの大通り】at 2006年12月21日 23:06
夢と希望を乗せて、黄色いバスは行く・・・{/car_pink/}〜〜〜 監督:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス プロデューサー:デイヴィッド・T. フレンドリー         マーク・タートルトーブ/ピーター・サラフ    脚本:マイケル・アーント   音楽:...
リトル・ミス・サンシャイン〜東京国際映画祭にて【シャーロットの涙】at 2006年12月21日 18:53