2007年02月03日
「ともだち仕事」を題材にフィー(報酬)について現時点での考えをまとめるの巻
画家である友人のcorvoさん(小田隆さん)のブログの「ともだち仕事って…」という記事を読んだ。
「ともだち仕事」という名の<面識や関係性があることを盾にして依頼される、要求品質と支払いフィー(報酬)のバランスが悪い仕事>の是非等々について、corvoさん自身、並びに、corvoさんの友人が教示に富むコメントをなさっていた。
人として生存を維持し、自らのビジネスを発展させていくのにフィーは不可欠だ。
私も、いっぱしの企業経営者ゆえ(笑)、「ともだち仕事」を題材にフィーについて現時点での自分の考えをまとめ、コメントしておきたいと思った。
「ともだち仕事」という名の<面識や関係性があることを盾にして依頼される、要求品質と支払いフィー(報酬)のバランスが悪い仕事>の是非等々について、corvoさん自身、並びに、corvoさんの友人が教示に富むコメントをなさっていた。
人として生存を維持し、自らのビジネスを発展させていくのにフィーは不可欠だ。
私も、いっぱしの企業経営者ゆえ(笑)、「ともだち仕事」を題材にフィーについて現時点での自分の考えをまとめ、コメントしておきたいと思った。
当初、本コメントは、corvoさんのブログの該当記事に直接コメント入力しようと思った。
しかしながら、まもなくして、述べたいことが思いのほかたくさんあり、コメント入力は不適切であることに気づいた。
そこで、コメントは以下に記事として書き、それをcorvoさんのブログの該当記事にトラックバックさせていただくことにした。
改めて断っておくが、これは現時点での私の考えであり、私はこれが正解とも不正解とも思っていない。
ゆえに、提言はwelcomeだが、批判は何卒ご勘弁願いたい。(礼・笑)
今、私は、公私共にお付き合いできる人としか、仕事をしません。
だから、今私がしている仕事は、全て「ともだち仕事」と言えそうです。(笑)
なぜ、私は「ともだち仕事」をしているのでしょうか。
それは、お互いがwin-winになるには、それが確率的に良いからです。
公私共にお付き合いできる人というのは、単に仕事と会食を一緒にする機会が多い人のことではありません。
公私共にお付き合いできる人というのは、価値観や問題意識が共感できる、ひいては、解決策に向けたニーズがわかる人ということです。
また、「もっと男(女)にしてやろう!」と思える人でもあります。
このような人との仕事は、心底一所懸命になれますし、高確率で高品質な成果が創出できます。
人は、自分のために心底一所懸命になっている人に尊敬と感動を覚えます。
人は、自分のために創られた高品質な成果に、感謝の念を抱き、返報性の法則に基づいて可能な限り報いようとします。
だから、私は今、公私共にお付き合いできる人としか、仕事をしないのです。
私は、フィーを”おひねり”と考えています。
なぜならば、私はフィーは、「支払われるべきもの」ではなく、「頂くもの」と考えているからです。
だから、私が経営する会社は、フィーを”おひねり”と考えることに加え、成果の品質にご満足いただけない場合、それまで頂いたフィーお返ししています。
「”おひねり”が頂けない」、並びに、「非常識な”おひねり”しか頂けない」、というのは、一言で言えば、「自らへ適正な”おひねり”を渡すに足る理由(インセンティブ)を先方に与えていないから」だと私は考えています。
一言の内容を具体的に言うならば、「成果の品質が先方の要求水準を満たしていないから」か、「成果が先方のニーズを叶えていないから」のいずれかか両方です。
私は、自分が仕事として認識したものは、受け取り予想フィーの多寡に関わらず、心底一所懸命に取り組んで(=自己ベストを尽くして)います。
というのは、それが、縁を持つことができた”ともだち”に対する礼儀であると共に、プロフェッショナルとしての自らのプライドである、と考えるからです。
私は、結果、「フィーが頂けない」又は「想定以下のフィーしか頂けない」場合は、猛省を行うと共に、自己研鑽に取り組むようにしています。
また、「想定以上のフィーを頂いた」場合は、”ともだち”に心から感謝すると共に、”ともだち”の持続的な成功に役立つ価値の提供を継続実行しています。
[関連記事]
中央自動車道・笹子トンネルの天井崩落事故に関する小田隆画伯のツイートに共感と思考を覚えるの巻
▼その他記事検索
トップページ < ご挨拶 < 会社概要(筆者と会社) < 年別投稿記事/2007年
しかしながら、まもなくして、述べたいことが思いのほかたくさんあり、コメント入力は不適切であることに気づいた。
そこで、コメントは以下に記事として書き、それをcorvoさんのブログの該当記事にトラックバックさせていただくことにした。
改めて断っておくが、これは現時点での私の考えであり、私はこれが正解とも不正解とも思っていない。
ゆえに、提言はwelcomeだが、批判は何卒ご勘弁願いたい。(礼・笑)
今、私は、公私共にお付き合いできる人としか、仕事をしません。
だから、今私がしている仕事は、全て「ともだち仕事」と言えそうです。(笑)
なぜ、私は「ともだち仕事」をしているのでしょうか。
それは、お互いがwin-winになるには、それが確率的に良いからです。
公私共にお付き合いできる人というのは、単に仕事と会食を一緒にする機会が多い人のことではありません。
公私共にお付き合いできる人というのは、価値観や問題意識が共感できる、ひいては、解決策に向けたニーズがわかる人ということです。
また、「もっと男(女)にしてやろう!」と思える人でもあります。
このような人との仕事は、心底一所懸命になれますし、高確率で高品質な成果が創出できます。
人は、自分のために心底一所懸命になっている人に尊敬と感動を覚えます。
人は、自分のために創られた高品質な成果に、感謝の念を抱き、返報性の法則に基づいて可能な限り報いようとします。
だから、私は今、公私共にお付き合いできる人としか、仕事をしないのです。
私は、フィーを”おひねり”と考えています。
なぜならば、私はフィーは、「支払われるべきもの」ではなく、「頂くもの」と考えているからです。
だから、私が経営する会社は、フィーを”おひねり”と考えることに加え、成果の品質にご満足いただけない場合、それまで頂いたフィーお返ししています。
「”おひねり”が頂けない」、並びに、「非常識な”おひねり”しか頂けない」、というのは、一言で言えば、「自らへ適正な”おひねり”を渡すに足る理由(インセンティブ)を先方に与えていないから」だと私は考えています。
一言の内容を具体的に言うならば、「成果の品質が先方の要求水準を満たしていないから」か、「成果が先方のニーズを叶えていないから」のいずれかか両方です。
私は、自分が仕事として認識したものは、受け取り予想フィーの多寡に関わらず、心底一所懸命に取り組んで(=自己ベストを尽くして)います。
というのは、それが、縁を持つことができた”ともだち”に対する礼儀であると共に、プロフェッショナルとしての自らのプライドである、と考えるからです。
私は、結果、「フィーが頂けない」又は「想定以下のフィーしか頂けない」場合は、猛省を行うと共に、自己研鑽に取り組むようにしています。
また、「想定以上のフィーを頂いた」場合は、”ともだち”に心から感謝すると共に、”ともだち”の持続的な成功に役立つ価値の提供を継続実行しています。
[関連記事]
中央自動車道・笹子トンネルの天井崩落事故に関する小田隆画伯のツイートに共感と思考を覚えるの巻
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この記事へのコメント
書かれていることは、よくわかりますよ。
私も『ともだち=好きな人』としか仕事をしたくありません。(理想)
ただ『100%好き』というのはあり得ないので、その辺が人間の面白さだと思います。
そして『好き』だった人を『嫌い』になるのも人間ですね。
堀さんの書かれているように、ベストパフォーマンスは好きな人でないと提供しにくいと思います。
もっといってしまうと、仕事だけでなく、好きな人と遊びに行って、食事をして、と考えています。
もし最良の人生というのがあるとすれば、きっとそれです。
なかなかそうもいかないのが人生だと思いますが、それはそれで楽しく受け入れたいですね。
私も『ともだち=好きな人』としか仕事をしたくありません。(理想)
ただ『100%好き』というのはあり得ないので、その辺が人間の面白さだと思います。
そして『好き』だった人を『嫌い』になるのも人間ですね。
堀さんの書かれているように、ベストパフォーマンスは好きな人でないと提供しにくいと思います。
もっといってしまうと、仕事だけでなく、好きな人と遊びに行って、食事をして、と考えています。
もし最良の人生というのがあるとすれば、きっとそれです。
なかなかそうもいかないのが人生だと思いますが、それはそれで楽しく受け入れたいですね。
Posted by ミヤモト at 2007年02月04日 00:10
ミヤモトさん
> (理想)
後になってみると、そう思えるのかもしれません。
でも、何の根拠もありませんが、その時、後悔は無いような気がしています。
なので、今は、そう思わずに、自分を信じてやり切りたいと思っています。
今後も引き続きご支援いただけると嬉しいです。(礼)
> (理想)
後になってみると、そう思えるのかもしれません。
でも、何の根拠もありませんが、その時、後悔は無いような気がしています。
なので、今は、そう思わずに、自分を信じてやり切りたいと思っています。
今後も引き続きご支援いただけると嬉しいです。(礼)
Posted by 堀 at 2007年02月04日 06:38