2000年03月14日

【購入記その10】レガシィを試乗しにスバル店へ行く(中編)

【前編はこちら


【Mさん】
では、どうぞ、運転席へ!
【私】
(運転席に乗り込む)
まずは、シートを調整してと・・。

【Mさん】
シートはパワーシートになっています。
操作の仕方はですね、・・・(※ひとしきりご説明いただく)。

【私】
細かい調整ができるのは良いですねぇ。
別の人が調整した後、一発で元に戻せるメモリー機構みたいなのはあるの?

【Mさん】
いやーそれはないんです。

【私】
そうですか。
そうそう、ハンドルを調整したいんだけど、チルトはありますよね?

【Mさん】
はい。
こちらのレバーで操作します。

【私】
ハンドルが前後する機構(=テレスコピック)はあるの?

【Mさん】
いえ、それはないんです。

【私】
そうですか。
あと、ADA車にはサンルーフが付いてきますよね。
大きさはどれくらいあるんですか?

【Mさん】
このあたりまであります。

【私】
結構でかいですねぇ。
けど、その大きさだと、ルームランプの位置は変わりますよね?
今の位置だと、サンルーフの開口部とかぶってしまうので・・。

【Mさん】
はい。
位置はもっと後ろに下がります。

【私】
やはり、後ろに下がりますか。
そうなると、夜、前席が暗くなりませんか?

【Mさん】
そうなんです。
何人かのお客さんからその様な指摘を受けてます。

【私】
前に乗っていたハイエースは、
ルームランプと連動して前席のマップランプが点灯したのですが、レガシィはそのようにならないのですか?

【Mさん】
ならないんですよ。
これは今後の改善点でしょうねぇ。
それと、ハイエースはマップランプがルームランプと連動するんですか。
さすがトヨタ車、細かい所まで良くできてますね〜。

【私】
これは、場合によったら、買ったあと対策を考える必要がありそうですね。
では、車庫入れを試しに自宅へ向かいますね。

【Mさん】
はい、どうぞ!

【私】
(レンタカーで車両感覚は凡そ掴めていたので、、専らエンジンとブレーキを色々試してみる。)
アクセルを踏み込んでみてもいいですか?

【Mさん】
はい、どうぞ!

【私】
(アクセルを踏み込む。)

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<インプレッション:エンジン>

エンジンは軽やかに回りました。
フィーリングはなかなか良かったです。

力は十分過ぎるくらいありました。
「さすが3リッター!」といった感じです。

ゼロ発進時、トルクがやや小さく感じられました。
が、これは、今まで乗っていたハイエースの名残だと思います。
(※ハイエースは、低速トルクの固まりであるディーゼルエンジン車です。)

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(自宅前の市営霊園に到着する。)

霊園の中に乗り入れて、40キロ位からフルブレーキングしてみてもいいですか?
この時間帯だと、駐車場に車は停まっていないはずなので。

【Mさん】
どうぞ!

【私】
ありがとうございます。
では、お言葉に甘えて、やらせていただきます!

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<インプレッション:フルブレーキング>

もちろん、ABSは作動しました。
細かい振動がブレーキペダルから伝わってきましたが、ガクガクしたり、挙動が大きく変化することはありませんでした。

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【Mさん】
お疲れさまです。
レガシィは4チャンネル4センサーブレーキシステムを採用しています。
4輪それぞれにセンサーがあり、それぞれのブレーキ系統に配管が別れているので、かなり細かく制御できるんです。
これは、安全性の面で、とても優れているポイントです。

【私】
なるほど。

【Mさん】
ADA車は、これに加え、VDC(スタビリティーコントロール)が付いています。
カメラやレーダーの認識で事前にVDCを作動させる事もありますから、安全性はかなり高くなっています。

【私】
それはいいですね。
安全性の高さは重要視しているので。

(自宅に到着する。駐車場前の道路に停車する。)

ご覧の通り、こういう状態なんです。
今のところ右側は空き地なんですが、家が建つことになっているので、いずれ壁ができます。
道路は家から先は行き止まりです。
だから、道路を使って切り返しをしても、迷惑にはなりません。
右側に壁があると想定し、駐車場前のスペースと道路幅を使って、頭を逆向けにして駐車場にバックで入れるとしたら、どのように切り返せばいいと思います?

【Mさん】
じゃ、試しに色々やってみますよ!

(方法を変えて数回車庫入れをやってみる。)

どうもこの方法が一番良さそうです。
この方法なら、切り返しが二回で済みます。

【私】
すみませんねぇ。
自分でやらずに、やってもらっているところを見ているだけで。
ただ、初めての人にやってもらったら、新しい方法が発見できるかな、と思ったものです。(笑)

【Mさん】
大丈夫ですよ。
気になさらないでください。

【私】
ちょっと自分でもやってみてもいいですか?

【Mさん】
もちろんです!

【私】
じゃ、やってみますね。
(何度か車庫入れをやってみる。)

【Mさん】
どうですか。
車庫入れは問題無さそうですか?

【私】
そうですね。
少なくともハリアーよりは問題無いね。(笑)

【Mさん】
ちなみに、私はインプレッサに乗っているんですけど、
このレガシィの方が小回りはきくんです。
インプはレガシィより車体は小さいのですが、タイヤの切れ角が小さいので。

【私】
そうなんですか。
ただ、やはり左の先端がわかりにくいですね。
隣の家の壁ギリギリに寄せた方が切り返しが少なくて済むのですが、その位置はちょうど左目の視界の無い所になっちゃうんですよ。

【Mさん】
コーナーポールかコーナーセンサーを付けてみてはいかがですか?

【私】
はい。
それは考えていました。
そのことで、Mさんに相談があるんです。
店へ戻ったら、他のことと一緒に話にのってもらえますか?

【Mさん】
もちろんです!
では、お店へ戻りましょう。

【私】
では、今度は後ろに乗りますね〜。

【Mさん】
どうぞ!

(店へ戻る道中)

後席の座り心地はいかがですか?

【私】
細かい穴が効いているせいか、皮シートなのに滑りませんね。
友人のランクル(80系)は結構滑るんですが。

【Mさん】
前も結構良く見えるでしょう。

【私】
そうですね。

【Mさん】
後席は前席よりも座麺が少し高くなっているんです。
その分、前方視界が良くなっています。

【私】
そうなんですか。
結構細かい所に気を遣っているんですね。

【Mさん】
リアシートは三段階でリクライニングするんですよ。
レバーで操作します。
ちょっとやってみてください。

【私】
(レバーを見つけ、操作する。)
なるほど、悪くないですね。
話は変わりますが、Mさんは○○店へ来てから長いんですか?

【Mさん】
今年で三年目になります。

【私】
三年目ですか。
もうベテランですね。(笑)

【Mさん】
いえいえ、まだまだです。(笑)

【私】
異動は結構頻繁にあるんですか?

【Mさん】
営業は殆ど無いですねぇ。
店長になるとありますけど。
だから、私の場合、異動はまだまだずうっと先の事です(笑)。
サービスは、技能を得るために、そこそこありますが。

【私】
そうですか。
車を買ってすぐに異動されると困りますからねぇ。

【Mさん】
多分それはないと思いますよ〜。(笑)
そうそう、ちょうど夕方なので、薄いブルーをもう一度見てみましょう。

【私】
そうですね。
陽の当たり方で色目が違うんでしたものね。

【Mさん】
よく覚えていてくださいましたね。
ありがとうございます。
では、店の前に、車両置き場を目指しますね!

【私】
はい。

(車両置き場に到着し、薄いブルーのレガシィをそばで見る。)

うーん。
夕陽が当たると、オレンジが重なって、また変わった色に見えるますね。
この色って、太陽の光や天候でずいぶんと色目が変わりそうですね、
何色って言えばいいのか本当に困る色ですね。(笑)

【Mさん】
そうなんです。
でも、そのことがおわかりいただけてよかったです。(笑)
では、お店へどうぞ!

【私】
はい。


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