2008年02月09日

矢井田瞳さんと共演した「恋バス」がCDに収録される旨の報道をゲットし小田和正さんがより一層好きになるの巻

私は、↓のコラムに書いている通り、小田和正さんが好きだ。

「小田和正さん、オリコン一位おめでとうございます!」
「小田和正さんが他人の歌を歌うワケ」

だから、小田さんが出演するテレビ番組は、必ず見ている。
2001年からTBSがクリスマスの夜に放映している「クリスマスの約束」というライブ番組は、そのひとつだ。

昨年放映された2007年版は、特に良かった。
なぜなら、心が強く動かされる曲と出会ったからだ。

その曲の名は、「恋バス」。
小田さんと矢井田瞳さんの共演だ。
この曲の主旋律を歌うのは、矢井田さんだ。
小田さんは、矢井田さんをコーラスで支える。

二人の絡みは最高だ。
矢井田さんの裏声入り混じる美声と小田さんの透き通ったハイトーンボイスの相性が抜群で、聴いていて思わずゾクゾクした。

また、この曲は詩がいい。
以下はサビの箇所だが、聴いていて思わずジーンとした。

バスは走っていく 夜は流れていく
心はもう決まってる きっと私会いに行く。
揺ぎないこの思い 白く積もった

バスは走っていく 夜は流れていく
貴方に近づいていく 何から話せばいいんだろう
揺ぎない この思い 白く積もった

バスは走っていく 夜は流れていく
心はもう決まってる きっと今日なら言える

どんな顔で会おうかな 待っててくれるかな
貴方に近づいていく 何から伝えればいいんだろう

バスは走っていく 夜は流れていく
期待しちゃう この思い あなたに溶かそう


私は、「恋バス」を聴き、小田さんが一層好きになった。
私は、「ベテランプロフェッショナル」として、これまでのキャリアにあぐらをかかず、進んで「若手」とプレー(協働)する小田さんに、改めて敬意を表したい。(敬礼)

それはそうと、昨日、たまたま「恋バス」関連の報道をゲットした。
見出しは、「矢井田瞳、小田和正との共作「恋バス」を待望のCD化」(2008年01月25日付Livedoor ニュース)
趣旨は、「恋バス」が矢井田さんの3月リリース予定のCD「colorhythm」に収録されるというものだ。

私は、「恋バス」をCD既収録曲だと思っていた。
だから、この報道を初見した時、驚いた。
だが、その驚きは、まもなくして喜びに変わった。

もちろん、「CDへの収録は、『クリスマスの約束2007年版』を収録する時には既に決まっていたのではないか?」との疑念はある。(笑)
たしかに、<未発表曲として2007年版で演奏し、視聴者から高い評価を得、CD化の希望を醸成するというプロセス(=「良かった!」→「もう一度聞きたい!」→「CDが出たら買いたい!」)を踏んでからCDへの収録を発表する>というのは、「情報の先出し」を旨とするマーケティング戦略と言えなくもない。

でも、私は、もしそれでもいいと思った。(笑)
というのも、「恋バス」を聴いて心が動いた人と気持ちをわかち合えた(ような気になれた)喜び、そして、心を動かされた「恋バス」の再聴が担保された喜びが、その疑念を矮小化したからだ。

この二つの喜びを醸成したのは、私の場合、矢井田さんもあるが、大半は小田さんだ。
私は、「似非情報の提供」ではなく「感動情報の提供」に徹し、本マーケティング戦略を「やらせ」から「必然」へ昇華させた小田さんが、より一層好きになった。
私は、彼のような「ベテランプロフェッショナル」になるべく、今後も自助努力に励みたい。




colorhythm
矢井田瞳
青空レコード
2008-03-05




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