2008年05月30日
妻に自転車をプレゼントするの巻
過日、妻に自転車をプレゼントした。
夫として、妻の「週末、都内を自転車でドライブしたい!」という数ヶ月来のリクエストに応えたのだ。(笑)
ヤフオクで調達したことは、スルーいただきたい。(爆)
プレゼントした自転車は、スペシャライズドのクロストレイルスポーツ(SPECIALIZED/CROSSTRAIL SPORT)だ。
プレゼントする自転車を↑にした理由は、大きく五つある。
夫として、妻の「週末、都内を自転車でドライブしたい!」という数ヶ月来のリクエストに応えたのだ。(笑)
ヤフオクで調達したことは、スルーいただきたい。(爆)
プレゼントした自転車は、スペシャライズドのクロストレイルスポーツ(SPECIALIZED/CROSSTRAIL SPORT)だ。
プレゼントする自転車を↑にした理由は、大きく五つある。
一つ目の理由は、「妻の用途&ニーズをよく満たしそうだから」だ。
「around40」の天海祐希さん演じるビアンキ乗りの聡子に憧れる&自転車ビギナー&非スポーツウーマンの妻が、週末、何気で坂の多い都内をひーひー言いながらドライブする&し続けるとは思えない。(笑)
この自転車は、27段ギアを搭載した、比較的軽量のスポーツサイクルなので、<ひーひー言う度>は低い。
二つ目の理由は、「道路の段差に頓着しなくても良さそうだから」だ。
大雑把な妻が、道路の段差に頓着するとは思えない。(笑)
現在時の人であられる勝間和代さんがご愛用のロードバイクや私が愛用するフラットバイク(Jamis Coda)は道路の段差に要頓着だが、この自転車はクロスバイクとMTBの合いの子なので、要頓着とまではいかない。
三つ目の理由は、「程度が良かったから」だ。
見た目重視&掃除嫌いの妻が、リペアやメンテナンスに励むとは思えない。(笑)
この自転車は、積算走行距離が100キロ未満で、室内保管されていた。
四つ目の理由は、「落札価格がリーズナブルだったから(笑)」だ。
不肖の夫は、ポケットマネーに限りがある。(笑)
出品者さんは、ご購入価格の半値で早期終了してくださった。
五つ目の理由は、「再販し易そうだから(笑)」だ。
飽きっぽい妻が、この自転車を乗りつぶすとは思えない。(笑)
この自転車は人気があるので、妻に飽きられても、新しいご主人に拾われる。(爆)
現在妻は、太陽が覗く週末、この自転車で都内を30〜40キロドライブしている。
それも、「結構楽勝で」&「かなり楽しげに」、だ。(笑)
この自転車をプレゼントしたことは、現時点では吉と出ているようだ。(爆)
ただ、実を言うと、これは危うかった。
当初、妻の自転車は、スポーツサイクルらしからぬ、鈍く不安定なコーナリング&加速を繰り返していた。
そう、妻は、私が気づいて手ほどきするまで、ギアを誤って使っていたのだ。
妻にとって自転車は、趣味であり、非必需品だ。
自転車に代わる移動手段は、それなりにある。
妻は、私が気づかなかったら、当分の間は「こんなものか?」と思いながらドライブを続けていただろうが、いずれやめてしまったに違いない。(汗)
予想外のパフォーマンスに「スポーツサイクルと言っても所詮チャリだな」と落胆したり、痛い思いをして「もう、自転車は乗らない!」と叫びながら。
ユーザーが、知識や経験を欠くために、本来体感できるはずの<スポーツサイクルをドライブする喜び>を体感できないこと。
更に、<スポーツサイクルをドライブするリスクやコスト>のみ体感してしまうこと。
結果、スポーツサイクル、もとい、自転車から降りてしまうこと。
これらは、ユーザーにとってはもちろん、自転車にとっても悲劇だ。
話は飛ぶが、この悲劇の構造は、昨今よく言われる新車の販売不振の構造と重なるところがあるような気がする。
たしかに、現在発売されている新車には、<自動車をドライブする喜び>を欠くものが少なくない。
でも、<自動車をドライブする喜び>を有しているからといって、それがユーザーに体感いただけているか、というと疑問だ。
また、ユーザー自身、<自動車をドライブする喜び>を的確に体感しているかor体感しようと努めているか、というとこれまた疑問だ。
経済社会に生きる私たちは、ある時は製販者で、ある時はユーザーだ。
製販者は、そのモノ本来の価値を高め、ユーザーに体感orイメージいただく。
ユーザーは、そのモノ本来の価値を的確に体感orイメージし、購入意思決定を下す。
私たちが経済社会で幸せに生きるには、いずれをも努めることが欠かせない。
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「around40」の天海祐希さん演じるビアンキ乗りの聡子に憧れる&自転車ビギナー&非スポーツウーマンの妻が、週末、何気で坂の多い都内をひーひー言いながらドライブする&し続けるとは思えない。(笑)
この自転車は、27段ギアを搭載した、比較的軽量のスポーツサイクルなので、<ひーひー言う度>は低い。
二つ目の理由は、「道路の段差に頓着しなくても良さそうだから」だ。
大雑把な妻が、道路の段差に頓着するとは思えない。(笑)
現在時の人であられる勝間和代さんがご愛用のロードバイクや私が愛用するフラットバイク(Jamis Coda)は道路の段差に要頓着だが、この自転車はクロスバイクとMTBの合いの子なので、要頓着とまではいかない。
三つ目の理由は、「程度が良かったから」だ。
見た目重視&掃除嫌いの妻が、リペアやメンテナンスに励むとは思えない。(笑)
この自転車は、積算走行距離が100キロ未満で、室内保管されていた。
四つ目の理由は、「落札価格がリーズナブルだったから(笑)」だ。
不肖の夫は、ポケットマネーに限りがある。(笑)
出品者さんは、ご購入価格の半値で早期終了してくださった。
五つ目の理由は、「再販し易そうだから(笑)」だ。
飽きっぽい妻が、この自転車を乗りつぶすとは思えない。(笑)
この自転車は人気があるので、妻に飽きられても、新しいご主人に拾われる。(爆)
現在妻は、太陽が覗く週末、この自転車で都内を30〜40キロドライブしている。
それも、「結構楽勝で」&「かなり楽しげに」、だ。(笑)
この自転車をプレゼントしたことは、現時点では吉と出ているようだ。(爆)
ただ、実を言うと、これは危うかった。
当初、妻の自転車は、スポーツサイクルらしからぬ、鈍く不安定なコーナリング&加速を繰り返していた。
そう、妻は、私が気づいて手ほどきするまで、ギアを誤って使っていたのだ。
妻にとって自転車は、趣味であり、非必需品だ。
自転車に代わる移動手段は、それなりにある。
妻は、私が気づかなかったら、当分の間は「こんなものか?」と思いながらドライブを続けていただろうが、いずれやめてしまったに違いない。(汗)
予想外のパフォーマンスに「スポーツサイクルと言っても所詮チャリだな」と落胆したり、痛い思いをして「もう、自転車は乗らない!」と叫びながら。
ユーザーが、知識や経験を欠くために、本来体感できるはずの<スポーツサイクルをドライブする喜び>を体感できないこと。
更に、<スポーツサイクルをドライブするリスクやコスト>のみ体感してしまうこと。
結果、スポーツサイクル、もとい、自転車から降りてしまうこと。
これらは、ユーザーにとってはもちろん、自転車にとっても悲劇だ。
話は飛ぶが、この悲劇の構造は、昨今よく言われる新車の販売不振の構造と重なるところがあるような気がする。
たしかに、現在発売されている新車には、<自動車をドライブする喜び>を欠くものが少なくない。
でも、<自動車をドライブする喜び>を有しているからといって、それがユーザーに体感いただけているか、というと疑問だ。
また、ユーザー自身、<自動車をドライブする喜び>を的確に体感しているかor体感しようと努めているか、というとこれまた疑問だ。
経済社会に生きる私たちは、ある時は製販者で、ある時はユーザーだ。
製販者は、そのモノ本来の価値を高め、ユーザーに体感orイメージいただく。
ユーザーは、そのモノ本来の価値を的確に体感orイメージし、購入意思決定を下す。
私たちが経済社会で幸せに生きるには、いずれをも努めることが欠かせない。
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