2008年12月19日

「やまとなでしこ」の主人公神野桜子の最後の台詞にいつも感動する理由を考えるの巻

私は、また、「やまとなでしこ」の再放送&最終回を録画して見てしまった。(笑)
ついては、過去幾度と無く見ているにも関わらず、なぜ、また録画して見てしまうのか、合理的&非合理的に(笑)考えてみた。
思いついた理由は、以下の三つだ。

【1】ドラマオタクだから。(笑)

【2】「マイ名ドラマ」の上位にランキングされているから。(笑)

【3】松嶋菜々子さん演じる神野桜子が以下の最後の台詞を笑顔で言うシーンを見る度、いつも感動(ウルウル)するから。(笑)

残念ながらあなたと居ると私は幸せなんです。

人は、快を希求する生き物だ。
私のような不肖の者は、とりわけそうだ。(笑)
従って、最大の理由は<3>に違いない。(笑)

とはいえ、いつも同じシーンを見て感動しているだけでは、あまりにも能が無い。(汗)
ついては、なぜ、このシーンを見ていつも感動するのか、これまた合理的かつ非合理的に(笑)考えてみた。
思いついた理由は、以下の三つだ。
<1>「あなた(=生まれて初めて本気で好きになった中原欧介)と居る」という行為を、まず「残念」と場にそぐわない言葉で予定不調和的に評してから、「幸せ」と場にそぐう言葉で予定調和的に評し直し、ドラマ性を高めているから。

<2>「恐縮感」や「不本意/遺憾の念」を包含(暗示)する「残念ながら」というくだり&前置き&表現が、桜子の「高ビー(?・笑)」キャラを担保すると共に、幼少時から志向していた拝金主義を「断念した」感、並びに、「あなたと居る」ことで得られる幸せが「相当なものである感」、を高めているから。

<3>この台詞を言っている時の桜子の笑顔(表情)が、ホント素敵であるから。(笑)

先述の通り、人は、快を希求する生き物だ。
予定不調和がもたらす心理的ギャップ、いわゆる違和感は、予定調和がもたらす快を高確率で劇的に高める。
とはいえ、愛すべき異性の笑顔は、至上の快だったりする。(笑)
従って、最大の理由は<1>に一見なりそうだが、実際は<3>に違いない。(爆)

もちろん、正解は定かでない。
脚本を手がけられた中園ミホさんに正解をうかがってみたいものだが(笑)、何はともあれ、またテレビ番組欄に「やまとなでしこ(終)」の文字を見つけた折は、また録画して見てしまうに違いない。(笑)


やまとなでしこ DVD-BOX
松嶋菜々子
ジェネオン エンタテインメント
2001-03-23




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