2009年01月11日
二玄社とルコック/le coqの<「まず、トコトン与える」マーケティング>に感心するの巻
これは、ルコック/le coq(byデサント/DESCENTE)のショルダーバックだ。
少し前の話になるが、昨年の9月、自転車雑誌「BICYCLE NAVI」(二玄社)が主催した自転車愛好者向けイベント「B-NAVI×ルコックCafe」の終了時に衝動買いしてしまったものだ。(笑)
昨日、私は、このイベントの模様がルコックのwebにアップされているのを思い出し、該当のwebページを閲覧した。
そして、当日の内容を思い返すと共に、私にショルダーバックを衝動買いせしめた(笑)二玄社とルコックの<「まず、トコトン与える」マーケティング>に感心した。
予め断っておくが、<「まず、トコトン与える」マーケティング>とは、私が独自に(勝手に?笑)命名した(社外)マーケティング手法だ。
あなたさまもこれまで幾度と無く本マーケティング手法を被験なさっているはずだが(笑)、今回の私の被験(笑)を引き合いにしながら、参考までに概略を以下解説したい。
少し前の話になるが、昨年の9月、自転車雑誌「BICYCLE NAVI」(二玄社)が主催した自転車愛好者向けイベント「B-NAVI×ルコックCafe」の終了時に衝動買いしてしまったものだ。(笑)
昨日、私は、このイベントの模様がルコックのwebにアップされているのを思い出し、該当のwebページを閲覧した。
そして、当日の内容を思い返すと共に、私にショルダーバックを衝動買いせしめた(笑)二玄社とルコックの<「まず、トコトン与える」マーケティング>に感心した。
予め断っておくが、<「まず、トコトン与える」マーケティング>とは、私が独自に(勝手に?笑)命名した(社外)マーケティング手法だ。
あなたさまもこれまで幾度と無く本マーケティング手法を被験なさっているはずだが(笑)、今回の私の被験(笑)を引き合いにしながら、参考までに概略を以下解説したい。
【1】特定商品(群)に関心を寄せるお客さま(=自社商品の販売対象客)を集める。
●今回の私の被験
自転車雑誌「BICYCLE NAVI」の中に、自転車とファッションを愛好し(笑)かつルコックブランドの印象が良い私のアテンションをひく、イベント参加募集記事を見つけ、応募した。
↓
【2】集まってくださったお客さまにとって「役に立つ」or「助かる」or「嬉しい」情報&サービスをまず(忽ちの対価/見返りを求めずに)トコトン与え、お客さまの事前期待に応える。
●今回の私の被験
イベント当日、以下が順次与えられた。
1.自転車愛好者同士の歓談テーブルwithスイーツ
2.ルコックのブランドとサイクリング゙ウェアの競合優位解説
3.著名自転車愛好者の桐島ローランドさんのトークショー
4.自転車愛好者同士のツーリング機会
↓
【3】心情を気遣いながら、お客さまに自社商品の購入機会を提供する。
●今回の私の被験
上記4のゴールとしてルコック原宿店へ辿り着くと、店内へ招かれ、店舗スタッフさんから冷えたミネラルウォーターとイベント記念Tシャツがふるまわれた。
クールダウンと店内回遊がひと段落すると、記念写真撮影に招かれた。
<「まず、トコトン与える」マーケティング>の要所はどこか?
もちろん、【2】だ。
なぜ、忽ちの対価/見返りを求めずに、お客さまにとって「役に立つ」or「助かる」or「嬉しい」情報&サービスを「まず、トコトン与える」のか?
理由は主に二つある。
一つ目の理由。
それは、「人は、自分に『トコトン与えた』他者へ潔さや”信頼されている”感や好意を抱くと共に、該当他者の成果物に興味を持つから」、だ。
心の中で「へぇ」ボタンを連押した講演が終わった後、講演者と名刺交換をしたり、講演者の著書を書店で探したりするのは、そういうことだ。
二つ目の理由。
それは、「人は、自分に『トコトン与えた』人へ謝意を抱くと共に、恩義に報いたくなるから」、だ。
新旧名曲のオンパレードとなったライブが終わった後、会場内でCDやDVDを購入したり、ライブの内容や次回ライブの予定をブログで口コミするのは、そういうことだ。
(今、自分がこのブログ記事を書いているのも、そういうことだ。笑)
あなたさまも、わかっているはずだ。
今や、情報化とボーダレスが進み、競合(代替)商品が常に溢れていることを。
にも関わらず、大半の企業が、相も変わらず<「見込客と見るや速攻売りつける」マーケティング>ばかりやっていることも。
そして、その殆どが、お客さまの事前期待を損ね、「お客さま不満足」を創出し、コスト倒れに終わっていることも。
<「まず、トコトン与える」マーケティング>は、あなたが想像する以上に有効だ。
こうして実際に引っかかった本人が今なお感心しているのだから、間違いない。(笑)
★参考情報:「BICYCLE NAVI」から届いたイベント当選メール
▼その他記事検索
トップページ < ご挨拶 < 会社概要(筆者と会社) < 年別投稿記事/2009年
●今回の私の被験
自転車雑誌「BICYCLE NAVI」の中に、自転車とファッションを愛好し(笑)かつルコックブランドの印象が良い私のアテンションをひく、イベント参加募集記事を見つけ、応募した。
↓
【2】集まってくださったお客さまにとって「役に立つ」or「助かる」or「嬉しい」情報&サービスをまず(忽ちの対価/見返りを求めずに)トコトン与え、お客さまの事前期待に応える。
●今回の私の被験
イベント当日、以下が順次与えられた。
1.自転車愛好者同士の歓談テーブルwithスイーツ
2.ルコックのブランドとサイクリング゙ウェアの競合優位解説
3.著名自転車愛好者の桐島ローランドさんのトークショー
4.自転車愛好者同士のツーリング機会
↓
【3】心情を気遣いながら、お客さまに自社商品の購入機会を提供する。
●今回の私の被験
上記4のゴールとしてルコック原宿店へ辿り着くと、店内へ招かれ、店舗スタッフさんから冷えたミネラルウォーターとイベント記念Tシャツがふるまわれた。
クールダウンと店内回遊がひと段落すると、記念写真撮影に招かれた。
<「まず、トコトン与える」マーケティング>の要所はどこか?
もちろん、【2】だ。
なぜ、忽ちの対価/見返りを求めずに、お客さまにとって「役に立つ」or「助かる」or「嬉しい」情報&サービスを「まず、トコトン与える」のか?
理由は主に二つある。
一つ目の理由。
それは、「人は、自分に『トコトン与えた』他者へ潔さや”信頼されている”感や好意を抱くと共に、該当他者の成果物に興味を持つから」、だ。
心の中で「へぇ」ボタンを連押した講演が終わった後、講演者と名刺交換をしたり、講演者の著書を書店で探したりするのは、そういうことだ。
二つ目の理由。
それは、「人は、自分に『トコトン与えた』人へ謝意を抱くと共に、恩義に報いたくなるから」、だ。
新旧名曲のオンパレードとなったライブが終わった後、会場内でCDやDVDを購入したり、ライブの内容や次回ライブの予定をブログで口コミするのは、そういうことだ。
(今、自分がこのブログ記事を書いているのも、そういうことだ。笑)
あなたさまも、わかっているはずだ。
今や、情報化とボーダレスが進み、競合(代替)商品が常に溢れていることを。
にも関わらず、大半の企業が、相も変わらず<「見込客と見るや速攻売りつける」マーケティング>ばかりやっていることも。
そして、その殆どが、お客さまの事前期待を損ね、「お客さま不満足」を創出し、コスト倒れに終わっていることも。
<「まず、トコトン与える」マーケティング>は、あなたが想像する以上に有効だ。
こうして実際に引っかかった本人が今なお感心しているのだから、間違いない。(笑)
★参考情報:「BICYCLE NAVI」から届いたイベント当選メール
Subject: B-NAVI×ルコックCafeのご案内
B-NAVI×ルコックCafe ご招待のお知らせ
このたびは弊誌主催「B-NAVI×ルコックCafe」に参加お申し込みいただき、ありがとうございました。
おかげさまで多数のみなさまからお申し込みいただくことができました。
つきましては貴方様を当イベントにご招待させていただきますので、ぜひご参加ください。
日時
9月6日(土) 午前11時集合
(午後1時30分頃 ルコック明治通り店にて解散)
場所
ライフクリエーションスペース「OVE」
東京都港区南青山3-4-8 トレディカーサ1F
TEL 03-5785-0403 ove-web.com
内容
ルコックスポルティフ最新ウェアの展示
ルコックスポルティフ・デザイナーによるトークショー
特別ゲスト 桐島ローランド氏トークショー
ルコックスポルティフ原宿店までのミニツーリング(約30分)
※ OVEではコーヒー、ドリンク、スウィーツなどをご用意していますのでお召し上がりください。
※ OVEでのイベント終了後、ルコック原宿店までミニツーリングを行い、
ショップでお土産の「B-NAVI×ルコックコラボTシャツ」をお渡しして解散となります。
その他
・会場へは自転車でおいでください。雨天の場合は公共交通機関でご来場ください。
・イベントの模様は9月26日発売の「BICYCLE NAVI」誌上に掲載させていただきます。
▼その他記事検索
カスタム検索
トップページ < ご挨拶 < 会社概要(筆者と会社) < 年別投稿記事/2009年