2009年04月14日

「なぜ、メタボ撲滅商品が高品質化し、ソコソコ売れているにもかかわらず、メタボ人口は増加しているのか?」を考えるの巻

3e7bd3d7.JPG先月、私は、株主優待券を利用し、最寄のフィットネスクラブへ妻と行った。
そのフィットネスクラブは、お初だった。
しかも、フィットネスクラブへ行くのは、かなり久しかった。
だからだろう、私は、そのフィットネスクラブのサービス(商品)品質を、殊の外高く感じた。(笑)

その最たるは、<フィットネスナビゲーター>なる各種身体スペック計測&カウンセリングだ。
年齢と身長を担当スタッフさんに申告し、体重計のようなモノに一分間程度乗るだけで、体重や体脂肪だけでなく、部位別の筋肉量や基礎代謝量や推奨トレーニングメニュー等々、現在の自分の身体の詳細なスペックと今後の課題/アクションプランを網羅的に知らせてくれる、正にスグレモノのサービスだ。

私は、このサービスを体験し、驚愕と感動を覚えた。(笑)
ただ、覚えたのは、驚愕と感動だけではなかった。
以下の疑問も覚えてしまったであった。(笑)

なぜ、メタボ撲滅商品がかくも進化し、ソコソコ売れているにもかかわらず、メタボ人口は益々増加しているのか?

なぜ、要メタボ撲滅人の多くは、高品質なメタボ撲滅商品を相応のコストを支払って購入しているにもかかわらず、撲滅が完了するまで使い倒さないのか?

現在のところ、私は、メタボ撲滅商品を購入する必要は無い(=非要メタボ撲滅人だ)。
が、もしも将来、購入する必要を認め(=要メタボ撲滅人になり)、該当商品を自ら選択→購入したなら、撲滅が完了するまで使い倒すだろう。
というのも、さもなければ、商品の購入に要した各種コストが報われず、人生内貸借対照表の不良資産が増えるからだ。(笑)

とはいえ、これは、あくまで自分の考えであり、高確率でマイナリティである。(笑)
私は、帰路、先述の疑問に以下自答した。

<A1>メタボを撲滅させる必要(=やせなくてはいけない理由)を心底には感じていないから。
<A2>メタボ撲滅商品に限らず、「使い倒すこと」、即ち、「特定の物事を継続すること」が不得手or不慣れだから。
<A3>商品の購入に要したコストをサンクコスト化(→「あれにかかったカネ/ヒマ/テマはもういいや!」などと思えること)するに足る、豊富な資産又は寛容(?)な精神構造を有しているから。


過日、私は、以上の内容を、公私に渡る親友であり、不幸にも要メタボ撲滅人の(笑)Tさんに話してみた。
私は、Tさんの以下の回答から<A4>を得た。
たとえば、今ケーキを食べても、今すぐには、太ったり、体重が増えたりしません。
フィットネスクラブのカウンセリングを受け、夜ケーキを食べるのは悪いことだとわかっていても、悪いのがわかるのが先のことなので、つい食べてしまう。(笑)
結果、わざわざ金を払って受けたカウンセリングが無駄になる、という訳です。(笑)

<A4>メタボ撲滅商品は、ありがたみや喜びがすぐさま&切実に感じられないから。

たじかに、人は、過去支払ったコストや将来の大きくも確定していない利益よりも、眼前の小さくも確定している利益にとびつき易い。
人が目先の誘惑に弱く、禁煙宣言や浮気を繰り返す(笑)のは、少なからずこの行動習性が影響しているに違いない。
私は、Tさんの回答に「へぇボタン」を連打し(笑)、感謝した。

同時に、私は、Tさんにメタボ撲滅を完了いただきたいと改めて願った。
というのも、Tさんは既にメタボ推進の理由を熟知しているからだ。(笑)

Tさんは、知力のみならず、行動力にも長けている。
座右の銘は「嫌いな言葉は損。好きな言葉は得」でもあるのだから(笑)、愛妻のMさんや愛娘のRさんとの長く快活な未来をイメージし、かつ、私と妻が励行している<やきとりじいさん体操>から「継続は力なり」の趣旨と可能性を再認識すれば、メタボ撲滅は間違いない、と親友の私は確信している。(笑)








※追伸
2009年7月19日のフィットネスナビゲーター結果
090719fitness_result



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この記事へのコメント
「好きな言葉は得」→「好きな言葉は徳」に訂正します(笑)
Posted by Tさん at 2009年04月14日 15:47
Tさん

こんにちは、堀です。
コメントまで頂戴でき、感激です!

> 「好きな言葉は得」→「好きな言葉は徳」に訂正します(笑)
「得」ではなく「徳」ですかぁ。(笑)
Tさんはホスピタリティ力(?・笑)にも長けているので、これはこれでアリですね!
了解です!

堀 公夫
Posted by 堀 公夫 at 2009年04月14日 16:27