2009年07月14日
Iさんのダイエット論を拝読し、成果を持続的に創出するための「当たり前のこと」を書き留めるの巻
「妻がダイエットを色々試しているものの、期待する成果が創出できていないようだ」。
この旨私は、伊那経営フォーラムにお誘いくださったIさんの車中で、Iさんに吐露した。(笑)
過去ダイエットに取り組み、今日まで持続的な成果を創出なさっているIさんのこと、きっと独自のダイエット論をお持ちに違いないと推量したからだ。
私の推量はビンゴだった。(笑)
Iさんは、色々なことを熱心にお話くださった。
さらに過日、「戯言」と称し(笑)、文書にまとめてお送りくださった。
(※該当文書は文末に転載)
私は、Iさんのいつもながらのお心遣いに感謝すると共に、すぐさま妻へ転送した。(笑)
この旨私は、伊那経営フォーラムにお誘いくださったIさんの車中で、Iさんに吐露した。(笑)
過去ダイエットに取り組み、今日まで持続的な成果を創出なさっているIさんのこと、きっと独自のダイエット論をお持ちに違いないと推量したからだ。
私の推量はビンゴだった。(笑)
Iさんは、色々なことを熱心にお話くださった。
さらに過日、「戯言」と称し(笑)、文書にまとめてお送りくださった。
(※該当文書は文末に転載)
私は、Iさんのいつもながらのお心遣いに感謝すると共に、すぐさま妻へ転送した。(笑)
「やる気を担保し、当たり前のことを継続実行する。
さすれば、ダイエットであれ、ビジネスであれ、成果を持続的に創出できる」。
この旨私は、Iさんのダイエット論を拝読し、改めて痛感した。
Iさんのダイエット論から強くうかがえた「当たり前のこと」は、以下の事項だ。
Iさんは私の大事な軍師のお一人ゆえ(笑)、書き留めておきたい。
ダイエットをする、しないに関わらず(笑)、あなたさまにも参考になれば幸いだ。(礼)
★Iさんのダイエット論
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さすれば、ダイエットであれ、ビジネスであれ、成果を持続的に創出できる」。
この旨私は、Iさんのダイエット論を拝読し、改めて痛感した。
Iさんのダイエット論から強くうかがえた「当たり前のこと」は、以下の事項だ。
Iさんは私の大事な軍師のお一人ゆえ(笑)、書き留めておきたい。
ダイエットをする、しないに関わらず(笑)、あなたさまにも参考になれば幸いだ。(礼)
【1】PDCA(PLAN→DO→CHECK→ACTION)のプロセスを中長期的に志向&実行&体系化する。
【2】CHECKでは、現状/成果を定量化し、正確に把握する。
【3】↑の由来/原因を自分の頭で発見する。
【4】↑から、現状/成果の良否の因果/法則を自分の頭で(再)発見&確認&信念化する。
【5】ACTIONでは、有効な成果向上策を自分の頭で案出する。
【6】PLANでは、「どうやってもいいこと」と「どうやっても良くないこと」を明確に分ける。
【7】PLANでは、「やり切れる」や「継続できる」を重要判断基準にする。
【8】DOでは、既に創出している一時の成果に一喜一憂せず、策定したPLANを粛々と実行する。
【9】(特定の)プロセスを実行することに面白さと継続実行のモチベーションを発見する。
★Iさんのダイエット論
I(=Iさん)の考えるダイエットに至る道筋
1.体重を計測する。
まず1週間程度。可能なら1ヶ月程度。
飛び飛びにならず、可能な限り毎日計測が望ましい。
ある程度の期間計測するのは、自分の生活ルーチンと体重変遷の関連を、数字化・グラフ化し易くするため。
この時点では、「計測を始めるなら、グラフを右肩下がり(痩せる)にしたい」などと考える必要はない。
むしろ、そんな風に考えて計測し始める位なら、計測しない方がマシ。
2.計測方法は、自由。
Aさん(※妻の名前)の生活スタイルに合わせる。
ある程度の法則性は、あった方が望ましい。
(毎回、入浴直後、起床直後など)
体脂肪計が設置されている場所に、必ず足を向ける時間がある筈。
その時「ついで計測」するのが長続きするコツ。
因みに私は、入浴直後にスッポンポンで脱衣所で計測する事にしていた。
入浴⇒晩餐であろうが、晩餐⇒入浴であろうが、計測は入浴後。
後者の場合、確実に計測体重は増となるが気にしなかった。
(長期的に見ると、誤差の範囲でしかないと実感したため)
3.巷で喧伝される話に惑わされない。
計測時刻は、就寝前がいい、起床直後がいいなど、マスコミなど外野が解説してくれるが、ほとんど意味はない。
Aさんの日常生活上、面倒や不快を覚えない所に計測作業を入れ込むのが最善。
それこそ帰宅直後、洋服を着たまま計測しても良いくらい。
Aさんが、毎日それを無理なく続けられるなら。
服の重さの分、体重計の表示が重くなっても、全く問題ない。
大事なのは、同条件で計測し続ける事。
4.計測した数値を蓄積する。
人は忘れる生き物なので、必ず記録を取る。
私もそうだったので良く分かるが、自分に都合の良い事のみを記憶・解釈するのが人間。
月曜に計測した75.2kgを、金曜には72.5kgだった!と言い張るのが人間。
そういう予断なり逃げ道を少なくするため、数字を記録する。
体重計の傍には、メモ用紙と鉛筆の準備を。
5.PCを活用しグラフ化する。
数字が羅列されたメモ用紙だけではつまらない。
PCを活用してグラフ化し、視覚的な面白さを加える。
Iは、下記のフリーソフトを活用。
体重と体脂肪率を折れ線グラフで表示してくれる。
各日について、コメントの入力も可能。
hmDiet Free
http://msrsoft.com/hmdietfree/details/index.htm
その他、gooなどでも無料の蓄積ソフトを用意しているようなので、自分の好みに合ったものを探す。
これも嫌にならず長く続けるためのコツ。
6.蓄積した数宇を検討する。
将棋で言う、感想戦。
ここでのボイントは、Aさんよりも、観戦者の堀さん。
必死に頑張っている人に、扇を差し出しサインを求めたりしてはいけないし、具体的数字の蓄積(棋譜)をロジカルに解析し、「ほら、体重が増えているじゃないか!」などと、見目麗しいAさんを責めてもいけない。(笑い)
解析すべきは体重その他の数宇ではなく、どうしてそういう数宇になったか。
体重が増加した日は、何をして、何を食していたのか、という点。
(むしろ夫として、妻を肥え太らせた不明を詫ぴるぺき。(笑い))
その他、前日、翌日との繋がり(出張や深夜残業など)はどうかなど。
これを可能な限り書き出して、記録しておくと良い。
7.変化なし、減少の日こそ大切に。
計測を続けてゆくと、体重が増加する日と共に、体重が増えていない、もしくは減っている日も目にするようになる。
体重が増加した日同様、この日の献立や行動などを、思い出してメモしておく事も大切。
なぜなら、その当該の日の食事量、運動量などが、Aさんの適正値ではないか、と考えられるため。
ただ、忙しくて食事を抜いたなどという日は除外。
これも計測期間が長いほど、より正確な値を得られる。
8.後は、Aさん次第。
蓄積した数宇、適正な食事量・運動量、それを超えたと思われる、不摂生(体重増加)な日数などなど。
それらを目にしたAさんが、「このままだと体重は右肩上がりで、公夫の言うようにオデブになるな」という未来を具体的に想像でき、「これ以上、太らないほうが良いな」と得心しない限り、ダイエットは成功しない。
得心したとして、その時点で何をするか。
何もする必要はなし。
え?と思われるかもしれないが、ここで「よ―し、痩せるぞ!」と張り切るのが、間違いの元。
まず為すべきは、不摂生な日の減少 ⇒ 撲滅。
これを実行できれば、少なくとも今以上に肥え太る事は防止できる。
痩せるための活勣は、それからの話。
↑をせず、いきなり禁欲的ダイエットモ―ドに突入するので、挫折するとIは考えます。
9.まず為すべきは、適正な食事と運動の日常化。
蓄積した数値&日記から、自分の嗜好をつかむ。
太る要因が、アルコ―ルなのか、炭水化物ないし糖分の摂取過多なのか、運動不足なのか。
その上で、明らかに過剰と思われる要因を排除する。
(ケ―キ2個食しているのが要因なら、ひとまず1個にする、など)
Iの場合、炭水化物(白米)の摂取過剰がデブの要因だった。
よって、それまでドンブリで4〜6杯/日食していた白米を、子供用茶碗で2杯/日、しかも麦飯か雑穀に変更。
おかず、間食、飲み物などなどは、基本的に一切減量しなかったが、別添画像の通り、体重&体脂肪共に減少した。
10.ある程度のショック療法が必要なら。
女性の場合、体重&体脂肪率とリンクさせ、例えば、ダイエット用品に費やした金額、服飾関係費なども一覧できる表を作ると、より効果的かも。
特にダイエット用品への投資額と体重&体脂肪率は、短期的にはともかく、長期的には比例しない = 比例させる唯一の条件は、日々の食生活&運動などにあるのだと、理解できると思われる。
個人的な推測では、体重増加と服飾関係費は、如実に比例するのでは?
太れば服が合わなくなるのだから。
11.人は正論では動かない by大久保寛司さん
具体的な数字などを提示され、身体のためにも良いと言われたから痩せようとするか、と問われると、そうでないのも人間。
ただ、自分にとっての80kg表示がそうだったように、Aさんにとって「絶対に超えてはならない数字」は、心の中に存在するはず。
まずは、計測・蓄積したグラフの流れを注視。
その上で、今は自覚していない自分白身の譲れない一線が、グラフの流れの中でどの辺に位置するかを想像する。
「フン、公夫はデブ専だから、もっと太ってもいいのよ!」と思うのであれば、それも良し。
本文は単なる余計なお世話。
しかし、「痩せよう」とか「これ以上、太らないようにしよう」という意識が、多少でも発動するならば、堀さんと二人、適正な食事と運動とは何かを、検討することを勧めたい。
ただ、適正は個人差アリ。
これまで書いたように、主体はAさんという事だけは、忘れずに。
12.レコーディング・ダイエットとは違う。
個人的には、レコーディング・ダイエットは、推奨せず。
やっている事は、似通っているかもしれないが。
私見だが、レコーディング・ダイエットの欠点は、早晩、数字にのみ囚われる事になるだろうと思える点。
例えば、朝食で500kcal、昼食で1500kcalのランチを喰った場合、レコーディング・ダイエットな人は、
「いかん、一日2000kcalに抑えなきゃいけないのに、もう2000kcalだ。夜は抜いとこう」
「ご飯だとXXXkcalだけど、寒天ならXkcalだから、夜は寒天を食べよう」
などと考えると思われるが、これはアホ。
I流では、当然ながら毎食、必ず適正量を食す。
食べ過ぎたランチの分は、後述の通り、三日掛けて消化する感じで対処し、食品相互のカロリー数値のみを天秤に掛けたりする愚は避ける。
ご飯で得られる栄養素の全てが、寒天で得られるならその限りではないが、かように上手い話は転がっているものではない。
そもそも力ロリーは、食物エネルギーのいち指標に過ぎない。
ンなものに振り回され、好きなもんを好きに食えないなどというのは本末転倒。
それよりも、自分の体質に合った、バランスの良い食事を摂取する事を念頭に置いた方が良い。
自分の適正量を理解した上で、好きなだけ食べる日があるのは良い。
適正を守れば、自然と適正体重に落ち着いて来るものだから。
オマケ:Iのダイェット実際
例示として、Iのダイエット開始当初の、数字画像を添付しました。
(※該当画像は冒頭にアップ)
ガッと減った体重が、グワッとリバウンドしているのが確認できるかと思います。(笑い)
これをして、「実は隠れて食っていたんだろう!」などと言うのは愚の骨頂。
理由は明白で、この日、弟一家の新居が完成。お披露目で、義妹の手料理をたらふく堪能したんです。
よって、急上昇しました。
その後の推移も見ていただければ分かりますが、クイッと上昇している箇所が、定期的にいくつも見受けられると思います。
これ、大抵は週末、甥っ子と出掛けて買い食いした、などという理由です。
このように、当人が自覚的なリバウンドは、なんら問題ないありません。
なぜなら、リバウンドを誘発した行為が終了、ないしは自粛すれば、翌日からは、また体重が減り始める事が自明だからです。
ここで多くの人がやらかす間違いは、リバウンドした分をー気に減らそうと焦る事。
私もかつてはそうでしたが、これは無意味。
一日で1kg増えたら、300gづつ、3日掛けて増える前の水準まで戻す位の根気(及び、周囲の理解)が必要です。
そもそも、数値の計測・蓄積を続けると、自分が一日で無理なく減らせる体重や体脂肪率の数字が、自ずと分かって来ます。
私の場合、体重300g〜500g、体脂肪率1%が限界でした。
それ以上の数字を達成しても、翌日以降、必ずリバウンドが発生しました。
また、表全体を俯瞰すると、見事に右肩下がりなのが理解していただけるかと思います。
そういう俯瞰的な視点を持つ事が出来たので、一時的なリバウンドしても気になりませんでした。
(かつ、リバウンドする理由も、既に自分なりに導き出していましたし) そういう効用もあるので、計測期間は長い方が良いです。
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