2011年06月03日
朝日新聞社主催の第69期将棋名人戦第五局の大盤解説会に参加し、「豊川孝弘ショー」を堪能するの巻
一昨日、私は、第四局に続いて、朝日新聞社主催の第69期将棋名人戦第五局の大盤解説会に参加しました。
主眼は羽生善治名人の応援でしたが、「豊川孝弘ショー」の堪能に終わりました。(笑)
「豊川孝弘ショー」とは、現在順位戦B級2組に所属する豊川孝弘七段の対局解説で、自身の人生経験と知見に基づく「おやじギャグ」と「将棋(界)裏話」の二つから構成されています。(笑)
前者の「おやじギャグ」は、将棋が強くなることを後押しする効果は限りなく0点ですが、将棋が(一層)好きになることを後押しにする効果は満点で、一昨日は以下爆発しました。(笑)
主眼は羽生善治名人の応援でしたが、「豊川孝弘ショー」の堪能に終わりました。(笑)
第四局に続き、角番に追い込まれている羽生善治名人を応援しに、昨日も早上がりしてw朝日新聞社主催の名人戦大盤解説会に参加しました。前回 http://bit.ly/kJ4wVF とは真逆の、正に「豊川孝弘ショー」wでしたが、氏のファンサービス心には感謝感激です。
http://twitter.com/kimiohori/status/76043619664015360
「豊川孝弘ショー」とは、現在順位戦B級2組に所属する豊川孝弘七段の対局解説で、自身の人生経験と知見に基づく「おやじギャグ」と「将棋(界)裏話」の二つから構成されています。(笑)
前者の「おやじギャグ」は、将棋が強くなることを後押しする効果は限りなく0点ですが、将棋が(一層)好きになることを後押しにする効果は満点で、一昨日は以下爆発しました。(笑)
この手を「ホットケーキする(=放っておく)」と・・・
これは「同飛車大学(≠同志社大学)」で・・・
この手を「カワシマキコ(川嶋紀子)する(=かわす)」と・・・
これは「イカンガー(=いけない)」ですね。
これは正に「『ちゃっちゃら、ちゃららら、んっちゃちゃ(「笑点」のテーマ)』の歩(=焦点の歩)」ですね。
これは「コマネチ(=困った)」ですね。
これは一手「タランチュラ(=足りない)」ですね。
「油断大敵味の素」。
私は、「油断大敵味の素」については今でも意味不明ですが、これらの全ネタに破顔し、将棋の身近さと将棋への愛好心を改めて覚えました。(笑)
また、後者の「将棋(界)裏話」は考えさせられることがしばしばあり、昨日はとりわけ以下の旨のそれに考えさせられました。
ここだけの話だが(笑)、羽生さんは、この対局にあたり、凄いスケジュールをこなしている。
対局場の宝塚(兵庫県)に入ったのは二日前の月曜だが、その二日前の先週の土曜は、王位戦挑戦者決定リーグのプレーオフで、村山慈明五段と対局している(※対局の開始は10時で、感想戦の終了は21時)。
また、その翌日の日曜は、自分の研究会(羽生研)を開催している。
しかも、参加メンバーは、木村一基八段、松尾歩七段、そして、前日対局したばかりの村山五段だった。
私は、羽生さんが目標にしていること、何より大事にしていることが、「名人位」といったタイトルの獲得/防衛ではなく、棋理の究明と棋力の向上であり、かつ、羽生さんにとってタイトルの獲得/防衛がそれらの一里塚や余禄に過ぎないことを思い知り、有効かつ持続的な人生の目標とモチベーションの設定思考について深く考えさせられました。
私は、下手の横好きですが(笑)、喜劇の本質が「笑い」と「泣き」にあるなら、「豊川孝弘ショー」の本質は「笑い」と「思考」にある、と考えます。
私は、かくなる有意義な「豊川孝弘ショー」を披露下さった豊川さんに、この場を借りて改めてお礼を申し上げたいと思います。(礼)
★ご参考/豊川流「おやじギャグ」の実例
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