2004年09月12日

日産自動車テクニカルセンター開発祭に行くの巻

14c600b4.jpg「自動車ニュース&コラム」のオフ会で、日産自動車テクニカルセンター開発祭へ行った。

しかしながら、昨晩の睡眠時間が限りなくゼロだったため、入場するや否やカラータイマーが点滅!(汗)
どうにか見学できたのは、衝突実験と開発実験の現場のみ(※途中、数回の「立ち寝」を経る)となった。
他にも、多くのユニークなイベントが催されていただけに残念でならない・・・。
私はかつて自動車メーカーに在職し、開発実験を見たことはあった。
私が居た会社の開発実験の内容と日産のそれは概ね差が無いように見受けられた(※見学できなかった所で、日産はもっとスゴイことをしておられるかも?笑)。
でも、衝突実験を見るのは初めてで、かなり見ごたえがあった。

衝突実験では、ムラーノが時速50キロで壁にぶつけられた(正突)。
そして、直後、実験担当の方から次のような説明があった。

1・ボンネットが真ん中で二つに折れ、衝撃吸収性を高めていること。
2・キャビンは変形しておらず、乗員の安全が確保されていること。
3・前後のドアは開閉可能で、乗員の脱出が問題無いこと。
4・2&3は、衝撃がフロント部分で十分吸収されている賜物であること。

カタログや店頭で衝突安全性の高さをお客様に伝えるのは非常に難しい。
でも、当然の話だが、この実験でそれを伝えるのは格段に簡単だ。
あの場におられた方は全員、「ムラーノって衝突安全性に優れた車なんだな!」と感じと思う。
何事も「百聞は一見に如かず」だ、と実感した。(笑)

全くの余談だが、私が日産の国内販売本部長であれば、この衝突実験を販促に使ってしまうような気がする。(笑)
イメージとしては以下の通りだ。
深く考えていないので、内容に対する抗議はご勘弁いただきたいが、費用対効果はさほど悪くないような気がする。(笑)

1・観客動員可能数を今回の250名から400名程度まで増やす。
2・観客の約半数をムラーノの購入検討ユーザーとし、抽選にて招待する。
3・ムラーノと同時に競合車であるト〇タのハ〇アーもぶつける。
4・ぶつけた車両を、安全を確保した上で、観客に見せる、触らせる。
5・センターの外に良好な試乗コースを予め設けておき、4の後、観客にムラーノの試乗を勧める。
(※予算の制約&諸事情のクリアが厳しければ、3は省略可。)

・・・とまあ、話は横道にそれたが、このイベントはお勧めである。
ネックは、場所が神奈川県の厚木の奥地にあること(失礼)と、敷地が広いためイベント会場間の移動(※徒歩)でかなり疲労することだが、車が好きな方であれば、それらはさほど問題にならないだろう。



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