台風23号、並びに、新潟県中越地震で罹災されたみなさま、心中を深く拝察申し上げると共に、心よりお見舞いを申し上げます。（敬礼）

地球は勿論のこと、そこに住む我々人間もおかしくなっているような気がする。
ここのところ多発している大規模な天災と異様な事件を報道で知るにつけ、何の科学的根拠にも基かないが、私はその思いを強くしている。

新潟県中越地震があった今日、私はユーザーさんであるMさんご一家と、同じくユーザーさんであるYさんのラジコンレースを観戦しに、千葉県のラジコンサーキットへ訪れていた。
帰路、大渋滞の影響をモロに受けてしまった我々は、途上に立地しているカレスト幕張へ立ち寄ることにした。

そこで、Mさんと私は、入口そばにこんな掲示板（※添付画像をご覧願います）を見かけた。
我々は、書かれている文言に驚くと同時に、寂しさと怒りを覚えた。

このような文言を書いている自分を不自然だと感じない営業マン。
また、結果としてこのような文言を部下に書かせ、それをお客様に見せている自分を不自然だと感じない店長。
「子を見れば親がわかる」、「親も親なら子も子」とはよく使われる言葉だが、とりわけモノを売っている人間がこんなていたらくで良いのだろうか。
彼らがいかに豊富な商品知識や接客商談技術を持っていたとしても、私は彼らの傍若無人な姿勢を看過することはできない。

とは言え、私も地球、即ち、環境には傍若無人な姿勢をとっている。
環境破壊と天災発生の相関関係は少なからずあるだろう。
にも関わらず、私は、自動車の運転をする際、エアコンを多用したり、アクセルをみやみに踏み込んだりしている。
所詮、私の良識など彼らと大差はなく、自ら天災を引き起こしている。

今月、私は母を亡くした。
母から教わったことは多数あるが、その中のひとつに、「他者（ひと）にしたことは、結局は自分に返ってくる」という言葉がある。
母に成仏してもらう為にも、自らの良識を再点検したいと思う。（続く→）

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